11月18、26日に、バス釣りと観光を滋賀県野洲市、琵琶湖で行いました。釣り場は、野洲市の湖岸が5kmほどなので、陸っぱりなら半日あれば探ることは可能でしょう。

小腹が空けば、近江八幡を含む、野洲エリアは甘いものと辛いものが出迎えてくれますよ。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

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滋賀県野洲市

滋賀県野洲市は、ラーメン屋、来来亭の創業の地。関西圏はもちろんのこと、東海圏でもお世話になる方は少なくないと思います。私の興味は、日本最大の銅鐸が出土した場所ということで、こちらはピンとくる方が少ないかもしれませんね。

琵琶湖が含まれる市は10市あり、市ごとの面積で野洲市は7番目です。琵琶湖の市境は、2006年5月に初めて琵琶湖市町境界設定検討会議が開かれ、2007年5月に合意し、同年9月に市町境界の確定。目的としては地方交付税の増額で、交付税増額分の1/2が琵琶湖の保全に使われることが定められました。

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野洲市の看板(提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

サッカーが強い

私の野洲のイメージは、「サッカーが強い」こと!野洲高校は、第84回全国高等学校サッカー選手権大会を滋賀県勢で初めて優勝したことが一番に思い出されます。

釣りのつながりでは、環境問題対策「魚のゆりかご水田プロジェクト」です。琵琶湖から魚が田んぼへ遡上できるよう水路を工夫し、昔ながらの水田環境を取り戻す取り組みで、野洲市須原には海外からも取材が来ていると参加者に伺いました。県を挙げてのビッグプロジェクトです!

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環境についての看板(提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

ペン型ロッドでバス釣り

野洲エリアでのブラックバス釣行は、11月18日の午後に、晴れ、気温14~17℃、ほぼ無風、水位-47センチ。11月26日の午前に、曇り、気温11~14℃、ほぼ無風、水位-48cmでした。今回、私にとって新しい釣り方である「足元への落とし込み」を試してみました。

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使用したロッドとルアー(提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

新しい釣り方には、新しい竿とリールでチャレンジ!とはいっても、ワカサギ釣りをしたことのある「ペン型ロッド」です。見た目は万年筆、伸ばすと1mほどの竿です。

足元を釣るのには最適な長さで、バスのような暴れ回る魚に対応できるのか!?リールはスピニングリールで、ベイルのロックは甘くて投げにくいが、ドラグは案外効いていて魚を取り込む機会があれば優秀だと感じました。

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下が今回のタックル(提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

メタルバイブレーションを使用

「プラグの足元への落とし込み」もバスでは初の試みですが、海釣りでは巨大ダコを仕留めたことがあるので要領は得ているつもり。ルアーはDYNA RESPONSEというメタルバイブレーション。今回の釣り方が「ルアーをリフトする瞬間からバイブレーションが発生」という謳い文句にマッチしていたことと、私の今秋、琵琶湖全域での実釣結果からティンセル付きのルアーが好釣果だったので店頭で即買いでした。

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2016年の釣果(提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

無念の釣果

野洲市の湖岸は、松林が多く、湖底は基本的に砂地。ウィードはずいぶん枯れていて、護岸されているポイントのみのチャレンジで、2日間の結果はボウズに終わりました。新しい釣り方で終始ワクワクしていましたが無念。

実は野洲エリアで「プラグの足元への落とし込み」で、先を越されていたことを思い出しました。「足元でキラキラっとさせてたら釣れたよ~」と、釣り友に自慢された釣果は2016年5月のものです。今回もメタルバイブレーションのフラッシング効果はあったと思っていますが、懲りずにペン型ロッドで再チャレンジしてみます。

親玉製菓舗 篠原店

ここからオススメの立ち寄りポイントを紹介していきます。甘いものと辛いもの、どちらもあなたの胃袋を掴んで離すことはないでしょう。だって、どちらも贔屓目抜きにしてどらめっちゃ美味しくて、老舗の味を楽しめるなんてこの上なし!

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親玉製菓舗のお菓子(提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

親玉製菓舗さんは、JR篠原駅から徒歩5分。住所は近江八幡市で、野洲市のお隣。立地が市境なので野洲として紹介させて頂きます。

「親玉製菓舗 篠原店」と表記するのは、のれん分けで、滋賀県には能登川、大津、彦根、長浜にもあり、福井県にある親玉まで関係があるのかな?とのこと。現在、滋賀の親玉は各々が独立した関係にあるそうです。

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親玉のご子息の釣果(提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

実は、学生のときのバイト仲間の実家が親玉さんなんです。しかも彼はバス釣り仲間!滋賀からレンタカーで河口湖に行って、彼だけがバスを拝めたぐらいのテクニシャン!お母さんは会話のテクニシャン!話術が素晴らしく、立て板に水という言葉がピッタリのお話っぷりです。

「親玉発祥の店舗は現在、存在しない」「皆、火の玉の家紋を使っている」「篠原店は昭和30年代に始まっていて、能登川店は世代的にもう一代古くからあり、いとこ関係」ということ。様々な歴史好きの私は、親玉さんだけで1本の記事にしたくなるのですが、今回の記事化はここまででスミマセン。

赤飯饅頭が有名

見てください!親玉さんの赤飯饅頭!皮の色が紅白の2色で、お祝い事の手土産にピッタリ!そのままでも十分美味しくて、「温めると赤飯がやわらかくなり、より美味しくお召し上がっていただけます」の言葉通りでした!

そして秋の名物、揚げ饅頭!お餅の香りを感じ取れる三色だんごはスーパーにあるものとは別物で、六方焼もマジ美味です!建物は大きくありませんが、お菓子はたくさんの種類を置いています。

「人気の赤飯饅頭は予約制ですが、当日でも作れるときは作れるので、一度お電話してみてください!」とのこと。常連さんが多く通われていて、私が訪れたときにも、お母さんがフルネームでお客様のお名前を呼んで接客されるぐらいアットホームな雰囲気であり、私のような一見さんも温かく迎えてくれるお店です。お話好きのお母さんと楽しい時間を過ごすことができますよ!

一番のオススメは、赤飯饅頭と「にっき大福」です!

琵琶湖で「観光+バス釣り」:野洲エリア 甘党&辛党どちらにも対応?
赤飯饅頭(提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

鮎家の郷改め「めんたいパーク」

めんたいパークを初めて見たとき、とても複雑な気分でした。いつものように湖岸を走らせていて、鮎のオブジェが消えたことに気付き、次に見たときは工事中。鮎家の郷に寄るとしたら、現在は立ち入り禁止になっている建物にあった、チョコレートソフトクリームが最高に美味かった!でも明太子食えるじゃないかー!でもね。あの日の気分はチョコレートソフトクリームだったなあ。

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めんたいパークと2005年10月の鮎家の郷(提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

「めんたいパーク行ってきたよ」と聞けば、「常滑のね」って、愛知県民なら会話が成り立つぐらい定番のお出かけスポットになっています。

この記事を執筆して初めて知ったことは全国に6箇所あるということです。大洗(茨城)、とこなめ(愛知)、神戸三田(兵庫)、伊豆(静岡)、びわ湖(滋賀)、群馬(群馬)で、びわ湖は2021年12月10日、グランドオープンしました。博多の明太子の老舗かねふく、是非ご賞味ください。

琵琶湖で「観光+バス釣り」:野洲エリア 甘党&辛党どちらにも対応?
めんたいパーク(提供:TSURINEWSライターうさみたけひろ)

様々なアウトドアが楽しめる

野洲エリアは、甘いものと辛いものがあなたを出迎えることでしょう。私の釣果は、辛いものとなりましたが、皆さんは是非、あま~~い!対象魚とのお時間をお過ごしください。

野洲市は、アウトドアを楽しむバリエーションに長けていて、釣りは当然ながら琵琶湖、野洲川上流(甲賀市)では、イワナ、アマゴ、ニジマスが狙えるそう。近江富士と呼ばれる三上山でトレッキング、琵琶湖畔には、マイアミ水泳場、マイアミ浜オートキャンプ場がありますよ。

私事ですが、新しい釣りのスタイルとして、SUP(サップ)に乗ってバス釣りをしてみたいと思っています。ただ自らに課した、陸っぱりで巻物縛りを考えると悩ましいものです。まず今年は散々だったので、来年は陸っぱりで巻物を使い、多少誇れるサイズを釣り上げてから考えよーう!

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<うさみたけひろ/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
野洲市
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