今回は、女性を釣りに誘うにあたって抑えておくべきこととして、筆者自身の若き日のほろ苦い経験を振り返りながら、ここでおさらいをしようと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松永一幸)
釣りを苦行にしないために
男性同士での釣行は基本、「現地集合・現地解散」で、食料やトイレは自己責任。それは、女性からしてみれば、まるで苦行です。
そんなレンジャー部隊の特殊訓練のような釣行は、女性には無理だと頭で考えて理解しているのに、配慮不足のまま、無意識で強要しているのは悲しい状況です。
目的地とターゲット
まずは、ターゲットは決めて誘いたいものです。ターゲットが決まってると、釣りのイメージがしやすく、釣果への期待も高まります。

また、向かうフィールドがどこかも決めてあると、ロケーションのイメージがつかみやすく、道中のグルメにも期待が持てて、返事はしやくなるようです。
目的地までの移動時間
ドライブがいくら好きでも、釣れる場所を求めて他県へわざわざ遠征するなど、所要時間が想像もつかない場所だと、即答でOKするのは難しいでしょう。
さらに、思い立ったら吉日なんて調子で当日に誘われるのは、「NG+ドン引き」のナニモノでもないそうです。
体調への配慮
「車酔い」や「身体的な疲れ(腰痛)」など、女性ならではの体調の変化からくる負担も考慮する必要があります。直接聞いたりはできないし、デリカシーのない質問は、釣行計画の全体を不安にさせる原因になりかねません。
移動中のトイレ休憩場所
女性から「トイレに行きたい!」と発言するのは、少なからず抵抗があるものと考えて下さい。もしもその台詞を聞いたら、我慢の限界を超えているのだと覚悟して下さい。すでに釣りどころではない状況に陥っている可能性があります。
釣り場のトイレ事情の把握は必須項目ですが、道中にある道の駅、コンビニ、飲食店など、トイレ休憩が可能な場所を把握しておき、「俺、トイレに行きたいから、ここで休憩するね。」と自然にエスコートのできる男性はスマートに映るそうです。それほど、計画的トイレ休憩は重要なのです。
食事のスケジュール
せっかく美味しく食べたいターゲットを釣りに行くのに、レジャーの領域を超えて、「ラマダーン」のように、何も口にしない過酷な釣りはNGです。何より、空腹はもめごとの種になります。
そもそも、釣行計画を立てるうえで、釣れない時間と時合いはタイドグラフで確認しているはずです。その釣れない時間を、移動時間にあて、時合いに入る前にフィールドに着く計画ができているかと思います。
そこに食事の時間を足すだけです。その一工夫とまごころが「空腹イライラ大戦争」の勃発を未然に防ぐ、重要な決断になります。筆者はよく「マック見っけ!」と駆け込み、空腹を満たす助けを請います。
集合時間と解散時間
色々と楽しみなことが多いと準備に時間がかかるようで、集合時間は、都合のよい範囲の時間を提示してもらうのが1番だと思います。

特に肝心なのが、解散時間です。次の日に仕事がある状況でも、楽しさが優先して、快い返事をして釣行に参加してくれる場合もあります。翌日に疲れを持ち越さないために、睡眠時間を十分に考慮した解散時間を伝えるのがよいようです。そんな気遣いがすごく嬉しいみたいです。
筆者を反面教師に
「女性を釣りに誘う」にあたっては、相手をエスコートするのが当然の義務だと思います。ましてや釣りは、海へ行くレジャーのひとつですし、万が一があった場合を想像すると、エスコートする人の信頼度が釣行の成功に影響する度合いは大きいと思います。
あえて「女性」と表現していますが、それは「恋人」として成立させたい人を想定しています。
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<松永一幸/TSURINEWSライター>
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