4月18日(火)、東京都北区、東京都板橋区に位置する浮間公園と埼玉県入間市を流れる霞川でノベザオコイ釣りチャレンジにでかけた。公園と河川という相反するふたつの釣場で80cmオーバー2尾ゲットとなった釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
浮間公園でコイ釣り
同地は浮間ケ池を中心とした都立公園となっていて、遊具スペース、テニスコート、野球場、ゲートボール、バードサンクチュアリなどの施設や風車があり、老若男女問わずファミリー中心に人気の公園だ。
釣りとしてはヘラブナ釣りをメインにコイ釣りや小物釣りが対象でリール竿の使用、投げ釣り、ルアー釣りが禁止されている。なので、同地で釣りを楽しむために使用するタックルとしてはノベザオエサ釣り限定仕様のタックルとなる。

公園は常時開園しており駐車場も35台駐車可能であるが、電車でアクセスが便利。浮間舟渡駅の目の前と、非常に楽である。駅前にはコンビニや飲食店もあり、利便性が高く公園内も綺麗に管理されているので安心だ。近年公園敷地内にコメダ珈琲店もオープンし、浮間舟渡駅周辺にも飲食店が立ち並び利便性も高く様々な用途で利用できる公園である。
タックル
両釣場のルールに従いタックルはノベザオ使用が必須となる。

筆者は、やすらぎ3.6mと三代目剛3.6m(いずれもグラス製ノベザオ)にミチイト8号(カーボナイロン)を竿いっぱいに結んで大型玉ウキを使い、ゴム管固定の上でミチイト直結で鯉針16号。エサはマルキューいもグルテンを使い、大物コイ釣り万全の体制で挑む。

まずは浮間公園で大物に期待
わりとゆったりめな朝10時すぎに現地到着して公園全体を確認していく。前回訪れた時は接岸しているコイを確認して狙いを定めたが、今回はそうはいかないようだ。
ヘラ師も多く空いている場所が風車付近しかないので、エサを打っていき寄せて狙うことにした。同地は平均サイズが高いので、くれば大物は期待できるはずだ。
81cmコイ浮上に満足
開始15分後、釣座はヘラ師にも挟まれているせいかコイもポイント付近に数尾確認できた。野釣りグルテンダントツでエサを作り投げると、パクついている。チャンスは即モノにしたいところで、すぐさま大きめのコイの目の前に静かにおとして気配を断つ。

すると豪快にウキが入りアワセが決まると凄まじい重量感だ。メタボな大物が掛かり私もデカイ!と声が出てしまうが、案外やりとりは容易く御用となった。
釣れたコイを計測すると81cm。重量級の大物だったこともありすでに満足してしまう。正直言うと夕方まで粘るつもりできたのだが、釣り師も多いうえにまだ時間も早いので、浮間公園はまた季節がすすんでからのお楽しみにしておこうと、思いきって安定感ある霞川へと移動することにした。
▼この釣り場について浮間公園
移動中で作戦を考えることに
道中は長いのでこれまでの釣行を思い出しながら、今回はどう攻めるかを考えつつ移動する。
今後入りたいポイントもあるが、これまで数回経験したなかでの釣れるパターンはどれも同じだった。はしご釣行である以上自身に負担をかけたくないので釣果が安定しているいつものポイントへ入り、その中でもできるだけ大物を狙いたいと考えた。
霞川で再開
同地は入間川の支流であり、東京都青梅市から埼玉県狭山市にかけて流れる入間漁業協同組合が管轄する全川釣り専用区の川である。

ルールとして、リールの使用、ルアーフィッシング、フライフィッシングが禁止されている。同地で釣りを楽しむために使用するタックルはノベザオ限定仕様のタックルとなるので注意したい。
霞川へ移動1投目でヒット
やはり信頼のポイントには今回もコイがいた。まずは釣果を得るため、慎重にコイの視角から外れてエサを静かに入れると、我先にと2尾のコイが食べ尽くした。

そこで、定位しているところへ仕掛けを入れると、1発でパクリと食べてくれてバトル開始だ。やはり疑いようもない1投目は激熱かつ高確率状態である。
67cmコイをキャッチ
バトル開始から走り回り引きを楽しませてくれるコイに感謝しながら楽しい時間を満喫する。今回で同地は4回目の釣行となり、いつものポイント周辺で、掛けるまでのプロセス・掛けてからのやりとりポイント・写真撮り位置などは把握し作業化してきている。

引きの強さや川ゴイならではの魚体のプロポ―ションは素晴らしく、結果開始5分程度で釣果を得ることができた。サイズ計測すると67cmとまずまずの大きさだ。写真撮影後リリースして、効率よく釣るため上流へと狙いを変更する。
ヤル気ある60cm級を狙い撃ち
ポイントでは5尾のコイが群れていてエサを投げ込むとバクバクで水面が爆発しており期待大。少し様子を見ていると、70cmオーバーな個体は移動して60cmクラスが2尾ヤル気満々なので、仕掛けを入れるとすぐに喰いついてくる。

すかさずアワセると乗った。後のことを考えサカナを下流に導きつつ、強引に素早く寄せて御用となった。計測すると60cmだがヒレピン風でキレイな魚体のコイだった。そして下流にリリースしてさらに大物を狙うことにした。

場を休ませる
さきほどは下流に導いてやりとりしたとはいえどなかなか上流のコイたちは下ってこない。
目先を変えてパンをポイントに打ってからポイントを離れて休憩していると、遠目にコイたちがエサを食べている音が聞こえる。静かに戻ると大物も目の前のポイントへやってきた。
81cm大物ゲット
「この機は逃さない」と大物ゴイの目の前に静かに仕掛けを入れる。するとあっさり口に入れてハリ掛かりとなり、推定80cmクラスの大物が大暴れ。縦横無尽に駆け巡り、しばらく引きに耐えつつも上流下流に移動していく。

2分経過したところで浅場へ強引に導いて御用となった。サイズ計測すると81cmありスレンダーな大物だ。大物抱っこ写真も撮れたこともあり、午前も午後も80cmオーバーゲットと想定外の釣果に嬉しくなり、ここで納竿することにした。
2場所釣行で80cmオーバーを釣ることができた理由3選
今回80cm超え本命をゲットできた理由を振り返ってみよう。

実積釣場をはしご
今回は先月大物4連発した浮間公園と毎度安定釣果の霞川でのはしごとなると高確率で大物を狙える選択が間違いなかった。
サイズ感あるコイ狙い撃ち
明らかにBIGなコイはレギュラーサイズと違い存在感があり両釣場とも狙いどころがはっきりした。どちらもヤル気の大物を見つけられたタイミングですぐさま狙いを定めたことが釣果につながった。
やりとりを熟知
両釣場にいえることだが、少ないながらに短期間で大物と対峙してきただけに狙うポイントごとにやりとりがパターン化できていた。
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<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について霞川
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