東京湾浦安の吉野屋では4月22日から今期のキス~アナゴのリレー乗合船をスタート。27日(木)に釣行すると、アカクラゲにキス釣りは苦戦したものの、アナゴ釣りは船長直伝のマル秘作戦を授かり、6尾ゲットの竿頭。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・木津光永)
東京湾キス&アナゴ釣り
出船の1時間半前に船宿に到着。空いていた右舷トモ寄り2番目の席札を外して店内に入り、吉野愼太郎会長、公大社長とあいさつを交わす。
13時少し前に出港。航程50分で中の瀬の水深約15mの釣り場に到着。潮色は濁りを含んだ緑茶色で、ほとんど流れていなかった。
船中半数の人が2本竿。私は置き竿に胴突き仕掛け、手持ち竿に天ビンフカセ仕掛けでときどき誘いを入れた。

キスは釣れるがやや苦戦
左舷前では15~17cm級キスが4連発、右舷前の工藤さんは17cm級に続いて20cmをゲット。下げ潮の潮先が船首方向になるので、前寄りが魚を拾っている展開だ。
ほどなく私の置き竿にもヒット。16cm級キスを手にしたのは、開始から30分以上が過ぎてからだった。

ゲストも釣れ始める
船は1時間ほどで流しかえ。左右のトモの2人に様子をうかがうと、やはり後方は苦戦。左舷トモの市川さんが15~17cm級を2尾、右舷トモの斉藤さんも同級を2尾に25cm級ムシガレイ1尾。
16時半からの4流し目は上げ潮に変わり、船中で25cm級アジや30cm級イシモチが上がる。私の天ビンフカセには40cm級ムシガレイがヒット。
17時半すぎにキス釣り終了。船中釣果は15~20cm級4~20尾にムシガレイ、イシモチ、アジが交じった。

アナゴ釣りに切り替え
続いて、木更津沖の水深15mでアナゴ釣り。私は2本の竿の片方に自分が用意した仕掛け、もう片方は船長特製仕掛をセット。
開始から約5分、船の揺れとは違う周期で竿先を叩くようなアタリ。アワせるとグン、グンとアナゴの引きが伝わり、30cm級を抜き上げた。この魚を外している最中に、もう一方の竿にもアタリ。こちらは私が長年使っている仕掛けだった。

次々とアナゴが釣れる
続いて、左舷トモの市川さんに35cm級アナゴ。少し遅れて右舷トモの斉藤さんに33cm級がきた。
開始から1時間ほど経過したところで小移動。ここでも早い段階で両方の仕掛けに1尾ずつヒット。

右舷トモの斉藤さんは2連発。右前の工藤さんには船中最大の38cm級がきたが、あとが続かない。
19時半に小移動。ここでも私はアナゴ2尾を釣り上げるが、当日最小の23cm級。事前に船長からハリサイズについてアドバイスがあったのがよかった。

35cm級ヌタウナギが顔出し
20時ごろから船長が船内を回り、1人分ずつアナゴを回収し、前方デッキで捌き始める。そんな時間帯にも私にヒットしてきたのは35cm級ヌタウナギ。
20時半に沖上がり。アナゴの船中釣果は23~38cm級が2~6尾で、私と市川さんが竿頭だった。
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<週刊つりニュース関東版 APC・木津光永/TSURINEWS編>
▼この釣船について吉野屋 この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年5月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post 東京湾キス・アナゴリレー船で両本命好捕【千葉・吉野屋】シーズン開幕で今後に期待 first appeared on TSURINEWS.