5月25日(木)、埼玉県さいたま市を流れる元荒川へ釣行した。筆者初チャレンジの同地であるが、結果的に良型の淡水魚に癒されながら半日満喫できた釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)
元荒川で淡水釣り
同河川は利根川水系であり中川の支流として埼玉県を流れる一級河川だ。元荒川は農業用水路として機能しており上流より数えて4つの堰堤が設けられており、越谷市で中川と合流している。
ゆえに季節や天候により水位も変動するので釣りとしては河川状況に応じたポイント選びが重要な河川である。
タックル
今回は淡水多魚種釣りをリール竿で楽しむためにウキ釣りとぶっこみ釣りでタックルを準備した。
竿:プロマリン ブルーレイ磯3号
プロマリン サーフレンジャー2号
ライン:サンライン クインスタ―2号
ウキ:大型玉ウキ
オモリ:中通し10号
ハリ:オーナー 伊勢尼12号
エサ:パン セブンイレブン3斤使用 ミミズ 熊太郎

ウキ釣り
竿は磯竿3号にスピニングリール。ミチイトはサンラインクインスタ―2号を直結で玉ウキを通した。オーナーばり伊勢尼12号針を結んでエサはパン(セブンイレブン)を使用する。状況によりパンプカないし底に沈めて使用する。

ぶっこみ釣り
投げ竿2号にスピニングリールでミチイトサンラインクインスタ―2号を10号中通しオモリに通してサルカン止め、針は同じく伊勢尼12号を結んでエサはミミズを使う。

朝イチは様子見でポイント探し
現場到着は午前7時30分ではじめての川でもありポイントなのでしばらく周囲を歩いて回る。
見たところ足場も悪くなくて魚影もそれなりにあり、坊主で帰ることはなさそうである。
まずはコイが目についたのでパンを撒いて寄せることにした。
パン撒きの努力が報われる
3枚を30分ほど小さくちぎり撒いているとコイが早くも数尾パクついている。
沢山のコイが集まって来ているわけではないが、コレはそうそうに釣果を得られそうな雰囲気。ウキ釣りでパンをぷかせて狙うことにした。
1尾目から上等なコイが釣れた
浮かせたパンに重量級のコイが寄り見事にあんぐりと口を開け豪快に食べた所でアワせると、走り回るコイの引きがたまらない。今日はスピニングタックルなので余裕を持ってドラグを利かせつつ引きを楽しんだ。

3分ほどしてネットインして写真撮影してサイズを計測すると70cmと良型だ。メタボなので重量も計測すると5.53kgと満足感だがリリースして次を狙う。

しばらく沈黙に耐えた先には
やはり寄せたポイントでコイを釣ると警戒してしばらくの間は沈黙状態だ。
それはどこの河川でも同じなのだろう。だがせっかく底にもパンが集まっているので粘り通すと45分経過した頃、再度コイ達が底皿いでやってきた。
今度は浮かせたパンはないのでばくばくとヤル気の姿勢で大チャンス到来。
チャンスは確実にモノにしたい
そして同サイズの大きさに付けたパンを少し離れた所へ置いておく。
すると後から遅れてきた2尾が競うようにしてエサに寄ってきて大きい方が咥えた瞬間、アワセると見事に掛かってくれファイトを楽しみスレンダーな良型を御用となった。

ウキ釣りからぶっこみ釣りへ変更
そしてアタリが無くなりポイントを下流へと移動しながらエサをミミズに変えて攻めていくとマブナを追加した。
私的にお初なサカナであるワタカも釣れてくれた。ワタカが写真撮影時に逃亡されてしまったのが今日イチに残念である。
とまあミミズも何かしら釣れるので、休憩してぶっこみ釣りで楽しむことにした。
ぶっこみ釣りでまさかの油断
そしてぶっこみ釣りでのんびりと楽しんで帰ろうと思い腰かけた瞬間、グイグイと竿先が引っぱられている。
アワセると乗りかなりの引きなのでコイだろうとファイトを楽しんでいると、油断してしまいテトラに潜られてしまう。
筆者お初なアメリカナマズ登場
油断大敵と思いつつ数十秒待つと、テトラからでてきたようで今度は慎重にやりとりしつつ寄せる。揚がった獲物は大型なアメリカナマズであった。
でっぷりとしておりびっくりしながらもタモ入れ成功で御用となる。
体長的には60cmだが重量を計測すると3.69kgと大物感だ。

さらに追加のアメリカナマズも
私的にはハマる引きでもあり再度ぶっこんで先程の大物を観察していると再度アタリが。今度も51cmのアメリカナマズが釣れた。
状況的にかなり面白過ぎるのだが、とにかく美味いと聞いたこともあり、その場で処理してお持ち帰りして食べることにした。

大満足の釣果で納竿
今日の釣果は、淡水四目釣りが楽しめた上に、大物も4尾釣れて楽しめた。
もちろん大物の強烈な引きを堪能できたこと、ワタカが釣れたこと、食べたアメナマが激ウマだったことなど、いいことづくめだから、また時間を見つけて釣行したいと思う。

お初チャレンジの元荒川で釣果を得た理由3選
ここからは、初場所で釣果を得られた理由を分析していく。
1. 魚影濃厚であるポイントを攻めた
基本的にどこの流域でも大場所付近にサカナが集まる傾向にあるので、グーグルマップを頼りにあらかじめポイントを2ヵ所探しておいた。現地到着してポイントに行きつく間でもサカナの反応は多くココはアタリだろうと納得していた。
2. ぶっこみ釣りとウキ釣りの二刀流で攻める
最初はウキ釣りで慎重に攻めて釣果を得た後は、ぶっこみ釣りでほっとけパターンがハマった。開始からパン撒きでコイを寄せれた時点で釣果を確信でき、ミミズで釣れてくれたのでぶっこみでも確実に釣果を得られるハズだと確信できた。
3. 安定のミミズとパンが間違いなし
基本的に淡水エサ釣りではミミズとパンがあれば流水域でも釣果を得られると確信している。もちろんポイントによるのでポイント選びはかなり重要であるが、上記2つは簡単に手に入れられるし釣果安定のエサで間違いなし。
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<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について元荒川
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