釣りは荷物が多く、釣り場まで行く交通手段に車を使う人も多いと思います。しかし車釣行で悩むのが駐車スペースの問題。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
釣りはマナーを守って楽しもう
釣り場を紹介する前に、近年はゴミの問題や、迷惑駐車、漁業者とのトラブルなどで釣り禁止になる場所が増えています。釣りする際は、釣り場ごとに定められたルールを必ず守るようにし、漁港では漁業者の邪魔にならないよう気をつけましょう。ライフジャケットも必ず着用するようにしてください。
感染症対策や工事などで釣り禁止期間を設けている釣り場もあります。釣りが可能かどうか管理者に確認してから釣行しましょう。ルール等は釣り場を管理する市町村や会社などのサイトでも確認できる場合があるので、各釣り場のリンク先も参照してください。
東京:若洲海浜公園
東京都江東区にある「若洲海浜公園」は、有料駐車場が完備されている都内からもほど近い釣り場です。公共交通機関でも東京駅から電車とバスを乗り継いで30分ほどとアクセス抜群。公園内にある「若洲アウトドアセンター」では釣り道具の販売やレンタルもあり、手ぶらで釣りが楽しめるのも嬉しいポイントです。
釣り場の特徴
この公園には転落防止の柵も付いた釣り専用の防波堤(利用可能時間6時~21時)が併設されており、サビキ釣りではサッパやカタクチイワシを中心に、アジなどの小型の回遊魚が狙えます。ただし、東京都の釣り場ではコマセを撒くのは禁止になっているため注意しましょう。
それ以外にはチョイ投げ(アンダースローのみのルールあり)でハゼやイシモチ。ウキ釣りや探り釣りではカサゴ・メバルといった根魚やシーバス(スズキ)などが狙えます。

また、人工磯のポイントもあり、こちらでもメジナやクロダイ、根魚などを釣ることができます。秋にはサビキで釣れるような小魚を追ってイナダやタチウオ、良型サバなどが回ってくることもあり、東京湾の最奥ながら思わぬ大物が釣れる可能性もある場所です。
駐車場の情報
駐車場は江東区立若洲公園駐車場を利用。料金は普通車500円。492台まで駐車可能。土日は、混雑することもあるので注意。
▼この釣り場について若洲海浜公園
東京:城南島海浜公園
若洲から東京ゲートブリッジを渡った先、大田区にある「城南島海浜公園」でも釣りを楽しめます。羽田空港を離発着する飛行機を間近で見られたり、東京タワーやお台場の夜景を楽しめたりと、都会的な雰囲気を味わいながら釣りができるのも城南島海浜公園の特徴です。
釣り場の特徴
釣りができるポイントは第一航路側のみなと広場前。沈み根があるため投げ釣りだと根掛かりしやすいですが、この沈み根やヘチ周りといったストラクチャーに付いているメジナやクロダイ、根魚をウキ釣りなどで狙っていくのが有効な釣り場です。
また、水深は浅いものの潮通しがいいので、満潮時などを狙えばアジやイワシなどが回遊してくることもあります。こちらも東京都の釣り場なのでコマセは禁止されているため注意しましょう。

駐車場の情報
利用時間は7時から21時。料金は最初の1時間300円、以後30分毎に100円。第1駐車場と第2駐車場があり、第1駐車場は一般用83台(障害者用スペース2台)、第2駐車場は一般用184台(障害者用スペース6台)駐車可能。
城南島海浜公園
東京:豊洲ぐるり公園
東京都心からほど近い場所で海釣りが楽しめるのが「豊洲ぐるり公園」。名前の通り豊洲埠頭をぐるりと一周する公園で、豊洲市場や、大型ショッピングモールなども近く、観光や買い物ついでに釣りを楽しむこともできる釣り場です。護岸には柵も付いていて安全に釣りを楽しむことができます。釣りをする際には、道幅が狭いエリアは釣り禁止なので注意。また、観光客も多い釣り場なので、ロッドなどの取り扱いには気をつけて釣りをしましょう。
釣り場の特徴
水深がありサビキ釣り(コマセは禁止)での釣果が期待できる釣り場です。サッパやカタクチイワシ中心に秋には良型のサバなどが回ることも。それ以外には、ヘチ釣りでのクロダイ狙いやルアーシーバスも実績があり、チョイ投げ(アンダースローのみ)ではイシモチが狙いやすい釣り場です。

駐車場の情報
利用時間は24時間。料金は400円 / 時。駐車スペースは一般用38台(障害者用スペース2台)。
▼この釣り場について豊洲ぐるり公園
東京湾奥「サビキ釣り」最盛期到来 豊洲市場グルメと併せて楽しもう
東京:葛西臨海公園
「葛西臨海公園」は江戸川区にある広大な海辺の公園で、バーベキューや潮干狩りなど釣り以外のレクリエーションも楽しむことができます。また、水族館や観覧車などの施設も併設されているので様々な楽しみ方ができる公園です。
釣り場の特徴
釣りができるのは葛西渚橋の下を流れる水路。西なぎさ・東なぎさ(立ち入り禁止)の砂浜では環境保全などにより釣りが禁止されているので注意しましょう。旧江戸川と荒川の河口に面した浅い水路のエリアなので、アンダースローのチョイ投げやウキ釣りなどでハゼやシーバスを狙うのがメインになります。
駐車場の情報
利用時間は24時間。料金は普通車1時間まで300円、以後20分毎に100円。駐車スペースは181台(うち身障者用18台)。ほか臨時駐車場有。
▼この釣り場について葛西臨海公園
東京:暁ふ頭公園
お台場から南側の奥まった場所にあるのが「暁ふ頭公園」。都営の公園で無料でバーベキューをしながら釣りを楽しむことができます。また、東京港の第二航路沿いにあるので多くの船舶が行き交うのを眺めながら釣りができるのも魅力の公園です。
釣り場の特徴
潮通しもよく、人工物のストラクチャーやゴロタが入ったところもあり魚種は豊富。サビキでの小型回遊魚狙いや、チョイ投げ(アンダースローのみ)でハゼやシロギスが狙えるほか、ストラクチャー周りでのルアーやウキ釣りでは根魚やシーバス狙いも実績があります。
駐車場の情報
利用時間は24時間。料金は30分200円(入場後30分間無料)、24時間最大900円。駐車スペースは一般用28台(障害者用スペース1台)。
暁ふ頭公園
神奈川:東扇島西公園
川崎市の工業地帯にある「東扇島西公園」。都心からも近く、公園内では勇竿釣具店が釣り具・釣りエサの移動販売と貸竿のサービスを行っているので手ぶらでも釣りが楽しめます。
釣り場の特徴
潮通しのいい立地と、火力発電所の温排水の影響で魚影の濃い釣り場です。サビキでのイワシやアジ狙い、投げ釣りでのキス釣り、足元やテトラ周りでの根魚やメジナなど多彩な魚種が狙えます。また、ハゼ餌やルアーでの夏頃のマゴチ釣りも有名な釣り場です。
駐車場の情報
利用時間は24時間。ただし駐車場入口ゲート20時30分~翌5時まで閉鎖。利用料金は3時間未満200円、3時間以上5時間未満400円、5時間以上8時間未満600円、8時間以上800円。駐車スペースは227台(身障者用スペース4台)
▼この釣り場について東扇島西公園
神奈川:本牧海づり施設
都心からも近く、人気の高い「本牧海づり施設」。有料の海釣り施設で、売店や道具のレンタルもあるため、手ぶらで気軽に釣りができるのが魅力です。魚影も濃いので人気が高く、休日は早い時間から入場規制になることも多い施設。釣り人が入れ替わる午後からの夕マズメ狙いのほうが釣り場は確保しやすく、朝を狙うなら早めの出発を心がけましょう。
釣り場の特徴
釣り場は護岸と沖桟橋に分かれています。沖桟橋は潮通しもよく、サビキでイワシやアジ、サバの回遊が期待できます。ただ、沖桟橋は場所取りの競争率も高いので注意が必要です
沖桟橋の釣り場風景(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)反対に護岸の釣り場は比較的空いていることが多いです。こちらではサビキで釣れる魚の回遊チャンスは減りますが、根魚やクロダイ、マダコ狙いが有望です。
営業&駐車場の情報
営業時間4月~10月は6時~19時、11月~2月は7時~17時、3月は6時~18時。利用料金は大人900円、中学生450円、小学生300円。見学は別料金で大人100円、中学生以下50円。
駐車料金は3時間以内250円、5時間以内350円、5時間以上500円。駐車スペース230台。
▼この釣り場について本牧海づり施設
神奈川:大黒海づり施設
「大黒海づり施設」も本牧同様に横浜の有料海釣り施設で、手ぶらで釣りが可能です。人気が高く混雑しやすいので、こちらも休日は入場規制を考慮する必要があります。
釣り場の特徴
横浜港の入り口にある桟橋型の釣り場で、水深もあって潮通しが非常によく、多彩な魚種が狙えます。昼間でもアジやイワシが回遊する釣り場で、サビキ釣りでの釣果はかなり期待ができます。また、釣れた小魚を泳がせてマゴチやシーバス狙いや、チョイ投げでイシモチやキス狙いも面白いです。
他にはカニエサ等のヘチ釣りでクロダイ、ケーソンや根回りでのカサゴ、マダコなど多彩な魚種に挑戦できる釣り場です。
大黒海づり施設の桟橋(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)駐車場の情報
営業時間4月~10月は6時~19時、11月~2月は7時~17時、3月は6時~18時。利用料金は大人900円、中学生450円、小学生300円。見学は別料金で大人100円、中学生以下50円。
駐車料金は3時間以内250円、5時間以内350円、5時間以上500円。
大黒海づり施設
神奈川:磯子海づり施設
「磯子海づり施設」も有料海釣り施設で、前述の2施設同様手ぶらで釣りが可能です。根岸湾に位置した釣り場で、火力発電所の温排水の影響により、冬場でも釣果が望めるポイントとして知られています。こちらも人気の施設なので、休日は早めに行くか、釣り人が入れ替わるお昼すぎなどのタイミングを狙うようにしましょう。
釣り場の特徴
桟橋の足下には消波ブロックが沈められているので、そこに居着くカサゴやメバル、クロダイ、メジナなどは有望。サビキ釣りは立地から大黒や磯子ほど回遊が多いわけではありませんが、アジやコノシロがコンスタントに回ってきます。また、チョイ投げでシロギスやカレイ。テンヤでマダコなども狙うことができます。
磯子海づり施設の釣り場風景(提供:TSURINEWSライター菊池英則)駐車場の情報
営業時間3月~6月・9月~10月は8時~18時、7月~8月は8時~19時、11月~2月は8時~17時。利用料金は大人500円、小中学生300円。見学は別料金で大人100円、中学生以下50円。
駐車料金は3時間以内250円、5時間以内350円、5時間以上500円。駐車スペース90台。
▼この釣り場について磯子海づり施設
神奈川:金沢水際線緑地
「金沢水際線緑地」は以前は福浦岸壁として有名な釣り場でしたが、台風による被害で閉鎖。2023年4月に再整備されてリニューアルしました。休憩所や清潔なトイレなどもあり、施設も充実した釣り場です。
釣り場の特徴
チョイ投げを含めた投げ釣りが禁止なので、足元で釣るサビキ釣りや探り釣り、ウキ釣りなどがメインになります。魚種は足元にカサゴなどの根魚が居着いているので狙いやすく、アジやイワシなどの回遊も期待できます。また、時期によってはタチウオも有望です。
かなり海面から堤防までが高いのも特徴で、大型魚を狙う際は柄の長いタモ網が必要になります。また、少し沖目を狙うために長い竿が有利な釣り場です。
駐車場の情報
利用時間は24時間駐車可能。駐車料金は40分ごと200円、最大料金入庫後24時間以内600円。駐車スペースは250台。
▼この釣り場について金沢水際線緑地
神奈川:アイクル海釣りコーナー
横須賀市の資源ごみ処理施設「アイクル」に併設された小さな海釣りコーナー。足場がよく、柵もあるので安全に釣りを楽しめます。トイレもあり、入園料や駐車場も無料で使用可能です。開放時間は9時~17時まで、休館日の月曜日は利用できません。
釣り場の特徴
根が多い釣り場なので、ウキ釣りやカゴ釣りがオススメです。メジナやウミタナゴ、メバルなどを中心に、潮がいい日にはアジなどの回遊も期待できます。チョイ投げの場合は根掛かりに強い、胴突き仕掛けで根魚狙うなどがいいでしょう。また、2023年7月現在、台風による足場の破損で、一部の釣り場が立ち入り禁止となっています。
駐車場の情報
駐車場利用時間は施設利用時間と同じ9時~17時。利用料金無料。駐車スペースは10台。
▼この釣り場についてアイクル
神奈川:横須賀市海辺つり公園
「横須賀市海辺つり公園」は名前のとおり釣りができる公園で、無料で入園する事ができます。コインパーキングが併設されているほか、最寄り駅から徒歩約10分程度なので、電車釣行も可能です。トイレや自動販売機、転落防止柵もあり施設も充実。ただ、開園時間は5時から22時までで、時間外は入園自体ができないので注意しましょう。
釣り場の特徴
同所の名物となっているターゲットはタチウオ。周年狙うことが可能ですが、夏場はとくに回遊が多く、指2~4本級主体に釣ることができます。狙うなら電気ウキかテンヤorルアーでのワインドで夕方や夜に狙うのがオススメです。
タチウオ以外にも、サビキではアジやカタクチイワシ、投げ釣りでシロギスなども狙えます。稚魚放流を定期的に行なっているだけあり、カサゴの魚影も濃いので、日が落ちたあとは根魚狙いも面白い釣り場。ただ、少し沖に根掛かりの多いゾーンがあるので注意しましょう。
横須賀市海辺つり公園の釣り場風景(提供:週刊つりニュース関東版 小谷美和)駐車場の情報
利用時間は24時間(入園は5時~22時)。7時~22時は1時間まで320円、以後30分毎に160円加算。最大料金は640円。22時~翌7時まで1時間につき100円。駐車スペース95台。
▼この釣り場について横須賀市海辺つり公園
神奈川:横須賀市うみかぜ公園
海辺つり公園の近隣にある「横須賀市うみかぜ公園」でも釣りが可能です。ただし、園内の親水護岸(階段状の護岸)は平日のみ釣りが可能。駐車場裏からノジマモールまで続く柵が設置された護岸は土日祝も釣りができます。
公園内右奥にはバーベキュー専用の広場があり、土日祝は用品一式を貸してくれるレンタルショップがオープンするので、手ぶらでBBQも楽しめます。近くには釣具店やスーパー、コンビニなども近いので、BBQにも釣りにも便利な公園です。
釣り場の特徴
水深があって潮通しがいいので、季節ごとにいろいろな魚が釣れる釣り場ですが、「海辺つり公園」同様に夏のタチウオ狙いに実績があります。こちらは24時間釣りができるので夜もじっくりと狙えるのが嬉しいところ。
サビキは足元でもイワシなどが狙えますが、遠投カゴ釣りなら良型のアジや青物なども狙うことが可能です。また、投げ釣りではキスや根魚以外に良型カレイも狙えるポイントです。
横須賀市うみかぜ公園の釣り場風景(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)駐車場の情報
利用時間は24時間。7時~22時は1時間まで320円、以後30分毎に160円加算。最大料金は640円。22時~翌7時まで1時間につき100円。駐車スペースは普通車182台。
▼この釣り場について神奈川:杉田臨海緑地
「杉田臨海緑地」は横浜市の根岸湾に面した公園です。アウトレットモールの「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」も近く、ショッピングも楽しむことができます。近隣の海釣り施設と比べると、駐車場の収容台数や釣り場規模も小さい穴場的な釣り場です。
釣り場の特徴
根岸湾の奥まったところにあるもののアジやイワシなどが回遊する釣り場です。また、ウキ釣りなどでメバルやシーバス狙いも有望。チョイ投げでもキスやイシモチ、アナゴなどが狙えますが、オーバースローでの投げ釣りは禁止されているので注意しましょう。
杉田臨海緑地の釣り場風景(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)駐車場の情報
利用可能時間は24時間。利用料金無料。駐車スペースは14台。
▼この釣り場について杉田臨海緑地
神奈川:宮川港
宮川港はのどかな三浦半島の漁港です。港内には海鮮丼で有名な「まるよし食堂」もあります。磯場の絡む堤防で、周りの地磯では磯遊びを楽しむこともできます。
釣り場の特徴
柵はありませんが、港内の堤防は低いので、幼い子どもでも釣りやすい釣り場です。また、四方が山に囲まれているため風が避けられ、トイレもあるので女性でも安心。磯場の絡む堤防なのでクロダイやメジナ、メバルなどの根魚が狙えます。港内は砂地となっているのでチョイ投げでシロギスなどを狙うのもおすすめ。また、小サバやイワシなどの回遊も期待できる釣り場です。
宮川港内の釣り場(提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)駐車場の情報
港に有料駐車場が併設。利用料金は1日土日祝が1,040円、平日は520円。
▼この釣り場について宮川港
神奈川:大磯港
「大磯港」は広大な駐車場も併設されているほか、JR大磯駅から徒歩約11分と電車釣行も可能な釣り場です。駅前や周辺にはおしゃれなカフェのほか、地元野菜や加工食品を扱う土産屋もあり観光も楽しめます。
釣り場の特徴
釣りができるのは西堤防の港内側と、中央岸壁、東堤防の一部。船が停泊している場所は釣り禁止で、西堤防は開放時間の制限やコマセ・ルアーの禁止などルールがあるので注意しましょう。
サーフに隣接した港なので、シロギスが狙いやすい釣り場です。また、イワシや小サバなどもよく回遊してくるのでサビキも有望。秋から冬にはカマスが接岸するタイミングもあり、サビキやルアーなどで狙えます。
大磯港西防波堤(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)駐車場の情報
利用時間4月~9月は4時~22時。10月~3月は5時~22時。利用料金は1時間310円、最大1,040円(普通自動車)。駐車スペース第1駐車場114台、第2駐車場239台。
▼この釣り場について大磯港
胴つき&サビキ釣りで人気の波止を探訪 大磯港の魅力や注意点も紹介
神奈川:湘南大堤防
観光地として有名な江ノ島。島内の湘南港灯台付近の「湘南大堤防」(湘南港本船岸壁)は、駐車場から釣り場までが近く、奇麗なトイレなども完備しており、ベテランから初心者まで幅広い層に人気の釣りポイントです。朝から釣りをして、昼からは観光のような楽しみ方もオススメの釣り場となります。
釣り場の特徴
内向きではサビキやトリックサビキ仕掛けでアジ、サバ、イワシ狙い。また、チョイ投げでのシロギスや、マダコも生息しており、タコ用エギやテンヤで狙う人も多いです。先端部は、カラス貝やヤドカリ、サザエを使って、イシダイを狙うベテランもいます。
外海側は浅く根掛かりが多いですが、ルアーで青物、ウキフカセでメジナなどを狙うことができます。ただし、水面まで高さがあるので、タモは6m以上の物を用意しましょう。※2024年3月まで工事のため釣り禁止(立ち入り禁止)区域があります。
湘南大堤防の釣り場風景(提供:TSURINEWSライター野中功二)駐車場の情報
県営湘南港臨港道路附属駐車場が最寄り。利用時間は5時~21時30分。駐車料金は普通車60分300円、最大1500円。駐車スペースは325台(身障者専用スペース6台)。近隣には24時間利用可能な「藤沢市観光協会江の島駐車場」などもあり。ただ、江ノ島へは午後10時から午前5時までの間、許可車両以外は進入できないので注意。
▼この釣り場について湘南大堤防
神奈川:平塚新港(ひらつかタマ三郎漁港)
「平塚新港」は相模川河口に隣接した、マリーナと漁港が併設された港です。別名は「ひらつかタマ三郎漁港」。広い駐車場が隣接されていて、毎月第4金曜日には魚直売会のイベントも開催されています。港の開放時間は7時から17時となっているので気を付けましょう。
釣り場の特徴
釣りができるのは港内の荷揚場前の岸壁と、南堤防。マリーナ部分は釣り禁止エリアとなっています。一定の水深がありイワシやサバなどの回遊があるほか、砂地のためシロギスやメゴチ、運が良ければヒラメなども狙うことができます。漁業活動の妨げにならないように気をつけて釣りをしましょう。
南堤防の風景(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)駐車場の情報
利用時間は10月~3月は4~18時、4月~9月は4~20時。利用料金9月~6月は2時間まで200円、4時間まで400円、7時間まで700円、7時間以上1000円。7月~8月は1時間まで200円、2時間まで400円、4時間まで600円、7時間まで900円、7時間以上1200円。
▼この釣り場について平塚新港(ひらつかタマ三郎漁港)
神奈川:早川港(小田原港)
至近にJR早川駅もあり、電車釣行もしやすい「早川港(小田原港)」。周辺には飲食店や道の駅の「漁港の駅TOTOCO小田原」などもあり観光も楽しめます。早川港内にある釣具店の「小田原FBC」では釣具のレンタルもできるので手ぶら釣行も可能です。
釣り場の特徴
広い小田原港ですが立ち入り禁止区域も多く、釣りができる場所は早川港内と西湘バイパス下護岸に限られます。西湘バイパス下は潮通しがよく、サビキも期待できるほか、フカセ釣りなどでメジナやクロダイを狙う人も多いです。また泳がせ釣りでハタ類やマゴチなどが掛かることもあるので、小魚が釣れたら泳がせてみるのも手。
西湘バイパス下の釣り場(提供:週刊つりニュース関東版 青砥一生)港内の西側トイレ前や製氷機前も釣りのポイントとなります。こちらは大物狙いよりもチョイ投げでピンギスや、サビキでウルメイワシやサッパなど、のんびりと小魚狙いをするのに向いています。どちらも橋の下や屋根など日影があるので、日差しの強い夏の時期にもおすすめの釣り場です。
駐車場の情報
西湘バイパス下の魚市場駐車場を利用可。利用時間は9時~17時30分。駐車料金は無料。駐車スペースは60台。
▼この釣り場について早川港
千葉:高洲海浜公園
千葉県浦安市の「高洲海浜公園」は釣りとバーベキューができ、子どもが遊べる遊具もあって家族連れにピッタリの公園です。釣り場にはフェンスも設置されています。
釣り場の特徴
公園の海側には境川河口からディズニーランド方面に数百メートル伸びたテラスがあり、そこが釣り場となります。
高洲海浜公園の釣り場風景(提供:TSURINEWSライター西澤俊彦)通年でシーバスに実績があり、境川河口周りのハゼ狙いにも好ポイントです。季節に応じてシロギス、サヨリ、コノシロなども狙え、秋の青物シーズンにはイナダやサバが回遊することもあります。
投げ釣りを基本に、投げサビキやルアー釣りなどで楽しむのがいいでしょう。テラス沿いの足元にはテトラが敷かれているので、仕掛けが引っ掛かるのを避けるために長めの竿が必須となります。
足元にはテトラが敷かれている(提供:TSURINEWSライター西澤俊彦)駐車場の情報
利用時間は24時間。年中無休。通常料金:入庫後30分無料、全日60分ごと100円。最大料金:昼間(午前8時から午後10時)最大600円、夜間(午後10時から午前8時)最大600円。駐車スペースは152台(身障者用2台含む)。
▼この釣り場について高洲海浜公園
GWオススメ海釣り場:高洲海浜公園 釣りにBBQに大型遊具まで充実
千葉:検見川浜突堤
千葉県千葉市にある「検見川浜突堤」は、稲毛ヨットハーバーの前に広がる砂浜から、沖に向かって突き出すように延びている堤防です。堤防は全長約500mと長く、堤防の内側にも外側にも竿を出すことができます。手すりやベンチも設置されていて、家族連れでも安心の釣り場です。
釣り場の特徴
突堤内側は砂地、外側は砂地に障害物が点在しています。内外は海中で繋がっているため、足元でサビキ釣りをする場合はどちら側でも釣りは可能。コマセに魚がついている日が多く、サビキ釣りでのイワシ、サッパ、アジ、サバなどが釣れます。その魚を狙ってシーバスの回遊も多く、ルアーやブッコミ釣りで狙えます。
季節によりサヨリが回ることでも有名で、砂地なのでシロギスやカレイも狙えます。また時期によってはイナダや太刀魚なども狙うことができます。
検見川浜突堤の釣り場風景(提供:TSURINEWSライター西澤俊彦)駐車場の情報
駐車場は稲毛ヨットハーバー駐車場が利用可能。利用時間は7時30分~22時まで。利用料金普通車1回500円。駐車スペース277台(うち身障者用4台)。
▼この釣り場について検見川浜突堤
関東オススメ海釣り場:検見川の浜 設備充実で家族連れにも安心【千葉】
千葉:千葉ポートパーク(千葉港中央ふ頭)
東京湾の風景を望むことができる千葉ポートタワーや、無料で潮干狩りができる砂浜、BBQ場などの施設がある「千葉ポートパーク」。様々なイベントも開催されているので色々な楽しみ方ができる公園です。駐車場から釣り場まで多少歩きますが、広大な駐車場を無料で利用可能。また、電車での釣行も可能な釣り場となります。
釣り場の特徴
釣りができるのはシーガル広場前の護岸で、安全柵も設置された岸壁が500m近く続いています。魚種は投げ釣りでのシロギスやハゼ狙いが人気。また、冬のカレイやヒイカにも実績があります。奥まった位置にあるのでタイミングにもよりますが、足元のサビキでイワシやサッパなどの回遊も望めます。
千葉ポートパークの釣り場風景(提供:週間つりニュース関東版APC・大熊規男)駐車場の情報
ポートパークの駐車場を利用。利用時間は6月~9月は9時~21時。10月~5月は9時~19時。利用料金は無料。駐車スペースは普通245台。
▼この釣り場について千葉ポートパーク(千葉港中央ふ頭)
千葉:オリジナルメーカー海づり公園(市原市海づり施設)
千葉県市原市にある「オリジナルメーカー海づり公園(市原市海づり施設)」は、養老川の河口近くに建設された桟橋スタイルの有料の釣り施設です。施設には食堂やトイレを完備。足場もよく、釣り具販売や釣り道具のレンタルもあるので初心者や家族連れでも安心して釣りを楽しむことができます。ただ、釣り人が多いと入場制限が掛かることもあるので、休日は朝イチで早めに行くか、釣り人が入れ替わるタイミングなどに行くのがオススメです。
釣り場の特徴
簡単なタックルで狙うチョイ投げやサビキ釣りがメイン。チョイ投げではキスやシーバス、サビキ釣りではイワシやコノシロ、アジなどが狙えます。また、有料の海釣り施設は基本的にそのときに釣れている魚を公式サイトの釣果情報ページなどで掲載してくれるのも嬉しいポイント。釣り場では釣り方などを施設の係員が親切に教えてくれるので、初めて釣りを楽しむ人や、小さな子どもでも釣りを十分に楽しめます。
オリジナルメーカー海づり公園の桟橋(提供:週刊つりニュース関東版 APC・澤田朝寛)営業&駐車場の情報
営業時間4月~11月は6時~19時、12月~3月は7時~17時。利用料金は一般920円、高齢者(65歳以上)460円。見学は別料金で一般220円、高齢者(65歳以上)110円。駐車場(85台)は無料。
▼この釣り場についてオリジナルメーカー海づり公園
千葉:鳥居崎海浜公園
2022年にリニューアルし、宿泊施設やカフェ、レストランなども併設されている木更津の「鳥居崎海浜公園」。日本一高い歩道橋の「中の島大橋」がある公園で、橋を眺めながら釣りができるスポットもあります。
釣り場の特徴
駐車場横から矢那川河口まで続く護岸と、中の島大橋周りが釣りのポイントです。矢那川河口に面した汽水が混じる釣り場はハゼの絶好のスポット。海側の、中の島大橋方面ではカレイや、スズキ、メバルなどが釣れます。また、釣り場手前が浅いので、投げサビキなど遠投できる仕掛けが必要になりますが、アジなどが回遊してくることもあります。
ハゼの多い矢那川河口周り(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)駐車場の情報
利用時間は24時間。駐車料金は無料。駐車台数は168台(北113台・南55台)、障害者用の駐車スペースあり。
▼この釣り場について鳥居崎海浜公園
千葉:館山夕日桟橋
「館山夕日桟橋」は、道の駅の「渚の駅たてやま」や新井海水浴場に隣接した全長500mの桟橋。転落防止の柵もあり、道の駅のトイレ、ショッピング施設が利用できるため、ファミリー向けにもおすすめの釣り場です。また、JR館山駅から徒歩15分程度とアクセスしやすく、電車釣行もしやすい釣り場となります。
釣り場の特徴
約500mある桟橋で潮通しも非常に良いため、色々な魚種の釣果が期待できます。サビキではアジやイワシの回遊ポイントとして有名。それを追って青物やアオリイカなども多く回遊してくる釣り場なので泳がせ釣りも面白いです。また、砂浜に突き出ている桟橋のため、シロギスやイシモチ、ヒラメなども狙うことができます。
釣り禁止エリアもあり、コマセ使用不可、投げ釣り(チョイ投げは可)やルアー釣り禁止といったルールがあるので気を付けましょう。また、観光客も来る桟橋なので、周囲には気をつけて釣りをする必要があります。※2023年10月まで工事のため一部立ち入り禁止区域あり。
館山夕日桟橋の釣り場風景(提供:TSURINEWSライター菊池英則)駐車場の情報
釣り客は新井海水浴場駐車場など海岸の公共駐車場を利用。利用料金無料。
▼この釣り場について館山夕日桟橋
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<TSURINEWS編集部>
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