これまで友人と訪れていた管釣りであったが、今回は初めての木郷滝自然つりセンターでの1人釣行。1人でどれだけの釣果が出るのか、ワクワクしながら朝3時に家を出た。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野口昭伸)
使用タックル
レンタル竿もあるが長くて枝に引っ掛ける事が多い為、2.7mの延べ竿を持ち込みした。玉ウキとサルカン、ガン玉と針が付いた既製品のオーソドックスな仕掛けを利用した。
木郷滝自然つりセンター
1人4400円で4時間釣り可能。腕章を返すと500円返金される。竿は無料で借りれるが、ハリスが切れた際の替え針は有料で、自身で交換する。餌はオキアミといくらは現地で買えるが、それ以外の餌は他所で買う必要がある。ほぼほぼ濡れるので、踵付きサンダルとタオル着替えは必携だ。
当日の様子
ここ2週間は夜の気温も落ち着いていたのもあって、この日の朝も21度だった。9/6は水曜ということもあって釣り客も少なめ。遊漁券とオキアミといくらを購入しスタートした。
今回は試したかったことが2つある。
(1)エサ別の釣果を調べる。
(2)いつもは行かない上流の釣果を調査する。
ということで今回は上流から釣りを開始した。
最上流から実釣開始
これまで行ったことのない最上流。エサは無難にブドウ虫からスタートした。アタリは多いが、針掛かりに持ち込めない。針サイズを落としてみたが、エサで針が隠れてフッキングしづらい。しばらくした後、結局元の針のサイズに戻した。針先が出るようなエサの掛け方にしてどうにか釣れ始めた。

ある程度釣れたので、試しでオキアミに変えてみる。ブドウ虫に比べると明らかにアタリが無い。水中の魚たちが明らかにスレているのがはっきりと見えた。

中流へ移動
1時間たったあたりで人が増えてきた為中流へ下ることに。ここでは流れが落ちついている場所なのでイクラを使うことにした。イクラは潰れやすいので流れが速い場所では使えないためである。使ってみたがブドウ虫ほどではないものの、オキアミよりはアタリがある。しかしアワセたらエサは外れてしまうのでエサ持ちは一番悪い。

残り2時間となった為、調査よりも釣果を取るためにブドウ虫に戻す。やはりブドウ虫が一番よく釣れた。

最下流までランガンするも
中流も人が増えてきた為下流をランガンしてみることに。中流から最下流までランガンしてみたが今日に限っては釣果は渋かった。魚の魚影もほとんどなかったので本当に魚が居なかったのだと思う。

施設内の看板にもあるが朝一は魚が少ないらしく、サギによる食害のためだそう。ここでは人が増えてきた8時ごろに1回目の放流がある。ここを狙って入場する人が多いのも納得できる。ただ朝一も全く魚が居ないわけではない。
エサ別のメリット&デメリット
ここで4種のエサを使ってみた感想をまとめてみる。
ブドウ虫・どんぐり虫
4種のエサの中でよく釣れた。釣っても針にエサが残っていることが多い、虫1尾で4尾釣ることも可。現地では売っていない、25匹500円は少し割高。

イクラ
それなりに釣れる。現地で買えて入り数も多いので、割安な部類のエサ。針に付ける際潰れやすい、流れが速いところではすぐに無くなる。アワセたらすぐに針からとれるのでエサ持ちが悪い。
オキアミ
釣るのが難しいすぎる、初心者泣かせのエサ。現地で買える、エサ持ちはそれなりに良いほうではある。現地で買えるエサの中では針に付けやすい。生きている虫ではないので虫嫌いの方でも触れる。
結果
朝のうちは少し渋い時間があったが結果4時間で35尾釣ることができた。今回4種類の餌を試した。

エサごとの釣果
「どんぐり虫→ブドウ虫→イクラ→オキアミ」の順でよく釣れた。このうちどんぐり虫とブドウ虫は現地では売っていないので持込となるが、持ち込みを強く推奨したいほどよく釣れた。
エリアトラウト(管理釣り場)でロストしたルアーを回収する3つの方法
今さら聞けないエリアトラウトのキホン:「ポンド」と「リバー」って何?
子供と楽しむ管理釣り場マニュアル 「また行きたい」を引き出すには?
<野口昭伸/TSURINEWSライター>
▼この釣り場について木郷滝自然つりセンター