夏が過ぎて、アオリイカのハイシーズンとなる秋。プレッシャーの低い小型のイカが岸際にいるため、初心者でもエギングで狙いやすいです。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・あつ)
秋イカはエギングで釣ろう
秋はその年に産まれた新子のアオリイカが狙えるシーズン。コロッケサイズ(約100g)やハンバーグサイズ(約300g)のアオリイカが岸際にいて、エギングで狙えます。
その年に産まれたばかりのアオリイカなので、スレていないのが特徴。そのため、エギング初心者でも狙いやすくなっています。
また、秋のアオリイカはエサよりもエギに興味をしめし、バイトをしてくることが多いです。効率良く楽しく釣るためにも、秋イカをエギングで狙ってみましょう。
秋イカはエギで釣果が変わる
秋イカはエギで釣果が変わります。その理由は以下の通りです。
・アオリイカはエギの光を認識している
・好みのエギのサイズがある
・フォールをチェックしている
上記の理由を以下で詳しく解説します。秋シーズンのエギングで釣果をあげたい方は、参考にしてみてください。

アオリイカはエギの光を認識している
アオリイカの視力は0.6~0.7と言われており、魚よりも優れています。そのため、遠くのエギも見つけることが可能です。
その代わりにベイトの光を確認して捕食します。エギのカラーを変えれば、イカからの見え方が変わりバイトへと繋げられるのです。イカのコンディションに合わせて、エギを変える必要があります。
好みのエギのサイズがある
秋イカには好みのエギのサイズがあります。基本的に秋イカは小さい個体が多いので、大きいエギにはアタックしません。大きいサイズのエギを選んでしまうと、アピールが強すぎて秋イカが警戒してしまうので注意が必要。
また、大きいサイズのアオリイカであっても、小さいサイズのエギを好むときがあります。
フォールをチェックしている
アオリイカはアクション中ではなく、フォール中にバイトしてくるイカです。アクションにイカが興味を惹かれ、フォール時に逃すまいと抱きついてきます。ですので、エギのフォールを意識して、エギを選択することが重要です。
メーカーや形状によって、エギの沈下速度が変わるのでチェックしておきましょう。
秋イカに最適なエギの選び方
秋イカに最適なエギの選び方は3つあります。そのポイントはこちらです。
・サイズやシルエットで選ぶ
・カラーで選ぶ
・沈下速度で選ぶ
上記のポイントを押さえておけば、秋イカの爆釣も夢ではありません。

サイズやシルエットで選ぶ
秋イカは、エギのサイズやシルエットが大切です。先ほども紹介しましたが、イカのサイズが小さいので、大きいエギは避けられてしまいます。そのため、比較的小さい2.5号~3号のエギが秋イカにおすすめです。
初秋のアオリイカには2.5号、秋の終盤には3号を使うと良いでしょう。または、アオリイカがコロッケサイズなら2.5号。ハンバーグサイズ以上なら3号~のエギを選んでみてください。
カラーで選ぶ
エギングではエギのカラーが大切です。アオリイカは色が識別できるわけではありませんが、色の光をキャッチしてバイトします。黄→緑→赤の順番に光が暗くなっていき、アオリイカからの見え方が変わるのです。
高活性時は黄色やオレンジ、低活性時には緑や赤が効果的になります。その日の気分や活性によって変わるので、黄・緑・赤の3色を基準にしていろいろ試してみましょう。
沈下速度で選ぶ
秋イカのエギングは、エギの沈下速度で選ぶのも重要です。イカはフォール中にエギをよく確認し、抱きついてきます。エギはそれぞれの商品によって、沈下速度が変わります。
約3.0~5.0秒/m、約5.0~7.0秒/m、この2つの沈下速度を使い分けてみると良いです。フォールが遅いエギは低活性時におすすめで、フォールの早いエギは高活性時にピッタリです。こちらもその日のコンディションに合わせて選ぶ必要があります。
秋イカにおすすめのエギ8選
秋イカにおすすめのエギを8個紹介します。それぞれのエギの魅力や特徴を紹介するので必見です。もし、気になったエギがあれば購入し、実際に釣り場で使ってみましょう。

1. メジャークラフト:餌木蔵
餌木蔵はコスパが良く、初心者でも手に入れやすいエギです。シャープノーズ搭載で水切りが良く、きびきびとしたダートアクションを演出してくれます。
いろいろな場所に散らばったイカに効率的にアピール。ポイントを探る際のパイロットルアーとしても使えます。そして、ツヤを抑えたブラックカラーフィニッシュをカンナに採用し、秋のハイプレッシャーなイカにもピッタリです。
エギを見慣れた秋イカを攻略したい際にも、おすすめのルアーになっています。
秋イカはエギで釣果を上げよう
秋イカはサイズが小ぶりでプレッシャーも少なく、初心者でも釣りやすいです。岸から狙えるため、多くのエギンガーが堤防やサーフに訪れます。
エギのカラーや沈下速度、サイズを意識すると釣果が格段にアップ。釣り人が多いエリアで釣果を残すために、意識して選んでみてください。今回紹介したエギを使い、秋イカの爆釣を体験してみてはいかがでしょうか。

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<あつ/TSURINEWSライター>