11月8日(水)、埼玉県所沢市にある多摩湖駅前フィッシングエリアへ電車釣行した。前年は多摩湖フィッシングエリアという名称だった同エリア。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・小谷友樹)
多摩湖駅前フィッシングエリア
西武多摩湖線多摩湖駅から受付までは約15分。駅の出口を出て階段を上がった先には案内看板があるので、それに沿って進んでいく。駅を降りてから徒歩で釣り場まで行けるのは電車釣行派には嬉しい。

受付で3時間券を購入。ランディングネットを借りて、奥側にあるルアーエリアへ。オープンから1週間しかたっていないこともあり、ルアーエリアは人が多めだが、入れないほどではない。水車の下流が空いていたのでそこへ入釣。

当日のタックル
当日は11月とは思えない日差しの強さで、長袖1枚では汗ばむほどの陽気。ただ、風が強めに吹いていたので心地いい釣り日和。
タックルは6ftのトラウト用ウルトラライトアクションのロッドに3lbのナイロンラインを巻いたスピニングリールをセット。昨シーズンの水質はマッディだったが、今回の水質はクリア。
1投目からアタリ
ルアーをややダウンクロスにキャスト。水車下流だけに思っている以上に流れが強い。カウント2くらいでゆっくり引いてくると、1投目からアタリ。しかしフッキングに至らない。

表層がいいようで、周りを見てもあまり沈めずに巻き始めているようだ。ただ、水面には落ち葉が大量に落ちてきていて、1投ごとに葉っぱがルアーに付いてくるので探りづらい。
ここでスタッフの人が巡回してきて「釣れていますか?」と声掛け。「アタリはあるけどフッキングしない」と答えたところ、「アタったら巻きアワセか竿を少し下げてアクションするといいかもしれませんね」とアドバイスをもらい、ようやく1尾キャッチ。

ポイント移動で連発
水質がクリアなのはいいのだが、ある程度魚がルアーを追っているかが見える状況。私の前は群れが見えず、回遊待ちなのが明らか。
残り30分前になったタイミングで、魚がたまっていそうなポイントが空いたため移動。1gの黒色系のスプーンに替え、表層を巻いてくるとすぐにヒット。やはり当たりの場所はあるようで、ここからは同じパターンで連発。

彩サーモンも放流
今季は来年の5月6日まで営業予定。連日の陽気で水温がまだ高く大型の放流が少ないみたいだが、水温が下がって安定したころに彩サーモン(同所名物のニジマスの3倍体)を随時放流予定とのこと。※11月24日現在、彩サーモン放流済み。
同所は釣った魚をその場で焼いて食べられる魚焼き場などもあるのでファミリーにもお勧め。もう少し気温が下がってきて、彩サーモンが放流された後に再訪しようと思う。

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<週刊つりニュース関東版・小谷友樹/TSURINEWS編>
▼この釣り場について多摩湖駅前フィッシングエリア
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年12月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。