釣具店に足を運ぶと、実に様々な釣り道具が各メーカーから販売されている。一昔前の釣具に比べて性能・コスパは明らかに良くなっており、実に魅力的な品ばかりだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
フォーセッププライヤー
まず紹介したいのは、様々な釣りに使用できるフォーセップタイプのプライヤーだ。著者は紛失防止のために、エンドロープを付けてベストのプライヤーホルダーにセットして使用している。

軽量
フォーセッププライヤーは非常に細身でコンパクトな造りをしているため、ベストや釣具ケースに収納しても嵩張らない。渓流釣りやソルトルアーのように、動き回る釣りに最適と言えるだろう。
針を呑まれたときに大活躍
著者は長年ノーマルタイプのプライヤーを使用していたのだが、こちらは軸が太く、針を呑まれたときに大変苦労する。その点フォーセップは細身なので、魚の口の中に掛かった針を簡単に外すことが出来る。針を呑まれやすい根魚狙いの時に大変重宝している。

ガン玉付け外し可能
細身ではあるが、ガン玉・ジンタンの付け外しは問題なく行えるので、これらのオモリを使用する釣りであっても問題はない。
コスパよし
現在は様々なメーカーからフォーセップタイプのプライヤーが発売されているが、実売価格は1000円~2000円程度と、そこまで高価ではないのもグッドだ。
渓流エサ釣りの便利アイテム【フォーセッププライヤーの特徴とメリットを解説】
偏光サングラス
著者は長年、普通のサングラスを使用していた。「偏光タイプが無くても釣りはできる」と考えていたためだ。だが、渓流釣りの時に名手をマネて偏光タイプを使用してみたところ、見える世界が激変。今では欠かせない道具になった。その理由を見ていこう。
著者愛用の偏光サングラス(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)目が疲れにくい
偏光サングラスは、水面のギラつきを大幅にカットする事で、目に対する負担を軽減してくれる。結果、集中力の保持に繋がるのだ。
地形と流れの把握
著者は渓流釣りでイーズグリーンカラーを愛用しているが、これにより川底の地形・流れを驚くほど把握しやすくなった。今まで見えていなかった場所を把握する事で魚の着き場まで判るようになり、釣果を大幅に伸ばすことに成功した。
比較するとよくわかる(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)安全の確保
先述の通り底の形状が判るため、川の中を歩く際の安全確保に大変役立つ。海での使用時も水面のギラつきが軽減される分、テトラのような足場の悪い場所で、多少眩しい環境でも足を踏み外す心配が無い。安全料だと考えれば、安い買い物と言えるだろう。
渓流釣りの【偏光サングラスの役割とメリット】 仕掛けが圧倒的に流しやすくなる
ターポリンポーチ
続いて紹介するのは、「ターポリンポーチ」という防水タイプの小型携行ポーチだ。
釣り動画の撮影に
ターポリンポーチは、前面がクリアになっているタイプと、そうでない物がある。著者がおススメしたいのはクリアタイプ。こちらはスマホを入れてジャケットに固定すれば、実に手軽にファイトシーンの撮影を楽しめる。「釣りの動画を取ってみたいけど、Go Proのような高額なカメラはちょっと……」という方に最適だ。
意外と広い収納スペース
著者が使用しているタイプはスペースが2つあり、片方にスマホ、もう片方に車のキーや小物を収納することが出来る。日焼け止めやリップクリーム、予備の仕掛けを収納したりと、用途に応じて使い分けが可能だ。
意外とスペースは広い(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)防水なので安心
著者は渓流釣りの最中、時折足を滑らせてコケてしまうことがあるが、防水タイプなのでスマホは無傷で済む。ケース自体も比較的丈夫なので安心だ。また、スマホをいちいちバッグ等から取り出さず、ポーチ越しに画面を操作することが出来る。そのため、落下・水没の危険も少ない。これは移動の激しい釣りにおいて、大変便利に感じられるはずだ。
糸くずワインダー
4つ目に紹介したいのが、糸くずを収納できるマナーボックスである「糸くずワインダー」。こちらは数百円と安価で、すぐに用意できる。
糸くずを即収納
釣り場で出る糸くずは、ポケットに入れるとファスナーに絡まったりして大変なことになる。このワインダーがあれば、数mのラインを即収納出来るので、渓流釣りやメバル釣りなど延べ竿を使用する釣りなら必携アイテムと言える。
サイズがコンパクト
ワインダー本体は非常にコンパクトに造られているので、ライフジャケットのポケットや、ウエストバッグ等に手軽に収納できる。このサイズ感が実に良い。
造りがシンプル
非常にシンプルな構造のため、帰宅後に糸くずを処分するときも、本体を開けて糸くずを引っ張り出すだけ。実にスムーズだ。多少取っ掛かり部に絡まっていても、ラインをハサミで細かく切って処分してしまえば問題ない。
渓流釣りの落とし物トラブルを解決 【糸くずワインダー&エンドロープ】が便利
ガスストーブセット
最後に紹介したいのが、釣り場でのゴハンタイムが華やかになるガスストーブセットだ。こちらはキャンプ用品のため、アウトドアショップに行けばすぐに入手できる。
必要な物は3点
釣りに持っていくのは最低限の装備でOK。揃えたいのは、(1)ガスストーブ本体(2)OD缶と呼ばれるガス缶(3)お湯を沸かすヤカン(アウトドアケトル)、以上3点だ。たったこれだけで即お湯を沸かすことが出来るので、釣り場で美味しいカップ麺が食べられる。また、中には通常タイプのガス缶を使用できるガスストーブもあるので、用途に合わせて選んでみてほしい。
釣り場で食べると最高だ(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)体が温まる
著者は冬でもメバルを狙って夜釣りに行く。また、解禁直後の渓流の気温は大抵氷点下のため極寒だ。こんな時、休憩時間や釣り終わりに温かい食べ物を食べると、体を温めることが出来て一石二鳥だ。
食事が豪華に
アルミ鍋タイプの冷凍鍋焼きうどんなら、やかん・水すらも必要ないので非常に手軽。ここに米(オニギリでも可)・ノリ・ネギ・卵・切り餅などをトッピングや〆用に持参すると、食事が大変豪華なものになる。
良い道具で釣りをもっと楽しく
著者は子供の頃から父の影響を受け、堤防・船・磯・離島遠征・渓流釣りと、実に様々な釣りを嗜んできた。その中で現在は渓流釣りと堤防釣り(カワハギ・タチウオ・メバル・キスなど)をメインとしているのだが、それぞれの釣りに特化した道具の他、どの釣りでも共通して持っていくのが、今回紹介した5つの道具だ。
これらはどの釣りを楽しむアングラーでも「便利だ」「良いな」と感じてもらえる、と自信を持って言える。是非一度手に取って、現地で使用してみてほしい。より釣りが快適になるはずだ。
マイカー釣行アングラーが実践する【運転中の眠気を撃退する6つの方法】
釣り場にいる『ヤバい人』10選 「見習う」or「近づかない」の判断にはご注意を
LINEで『TSURINEWS』の厳選記事が届く!「アカウントメディアプラットフォーム」に...
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>