4月中旬の大潮の週末、横浜・海の公園に出かけてきました。ターゲットは昨年絶好調だったマテガイ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
海の公園

海の公園は横浜市金沢区にある、横浜市が所有する総合公園。埼玉県民である筆者にはうらやましすぎる「無料で潮干狩りが楽しめる公園」。

ここでの主となるターゲットはアサリなのですが、ここのアサリは天然ものであるため、たくさん採れる年もあれば、あまり採れない年も往々にしてある所が難点。

また、アサリ以外にもアカニシ貝やマテガイが大発生する年もあるので、お出かけの前に海の公園公式ブログをチェックすると良いでしょう。

マテガイが好調!
海の公園公式ブログをチェックしてみると、今年もマテガイが好調の模様。スーパーで塩を買い、海の公園へとやってきました。

この日はポカポカ陽気だったので、金沢文庫駅からお散歩がてら20分かけて歩き、干潮時刻の1時間半前に到着。人工海岸南側にはすでに干潟が現れており、マテガイ狙いと思われる大勢の人で賑わっていました。

筆者もアクアシューズを履き、ズボンを膝上までまくって干潟を目指します。そして、空いている区画に陣取り、マテガイ採りをスタート!

シャッシャッと砂を削って、せっせと楕円形の穴に塩を振りかけていきます。

アサリとバカガイも!
公園南側のマテガイポイントで、ちょい移動を繰り返しながら砂を削っていると、ひと削りに対して1、2個「コツッ」と硬いものにあたる。大抵は2cmに満たないリリースサイズのアサリなのですが、たまに2cmを超えていそうなアサリがいたり、シオフキだったり。

お寿司の高級ネタであるバカガイ(アオヤギ)だったり。途中から「アサリがもっと大きく成長した頃に、熊手片手にて専門で狙えば面白いかな」なんて考えつつ、穴に塩を振りかけていました。
シオフキとバカガイの見分け方
両者を見分けるポイントとしては、シオフキは比較的ふっくらしているのに対し、バカガイはスマートで縦に明確なスジが入っている点。また、バカガイは手に取ると、「パカッ」と貝が開くことが多いことも大きな特徴の一つ。

双方ともに食べて美味しい二枚貝なのですが、シオフキは砂を吐かないので、砂を取り除くには他の貝に比べて特殊な方法が必要となり、多大な手間暇を要します。なので、数個であれば持ち帰らず、干潟に置いて帰った方が無難でしょう。
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マテガイ52個ゲット
賞味1時間半。潮の引き具合からしてあと30分はできそうだったのですが、お土産には十分な数が採れたと自分に言い聞かせ、ここで終了としました。行きは金沢文庫駅から20分の距離を歩いたのですが、帰りはへとへとになってしまい、ポイントから歩いて2分のシーサイドライン・海の公園南口駅を利用。足腰の疲労が限界だったので、この「歩いて2分」は心底助かりました。
因みに駐車場は、常設の柴口駐車場、磯浜駐車場はもちろん、臨時駐車場もほぼ満車という状況。潮干狩りが可能である大潮の休日は特に大人気ということで、公共交通機関のご利用をお勧めしますお勧めします。
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<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
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