今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】 画像（6枚）

埼玉県さいたま市にある丸堀は農業用の溜池。近くにはゴルフ場があり、大きな道路に隣接していないためか比較的静かな釣り場。

魚影はそれなりに濃いものの、大型の地ベラがメインのため釣り方は難しい。それでも、これからの時期は大釣りが期待できる。

（アイキャッチ画像提供：週刊へらニュースAPC・若松恵治）

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概況とポイント

東西に長く、周囲は約700m。近くにはゴルフ場や高校のグラウンドなどがあり静かに釣りが楽しめる。愛好会で管理されており、北岸と南岸ともに、いくつもの既設釣り台が設置されている。

今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
丸堀の概況（作図：週刊へらニュースAPC・若松恵治）

北岸は3～4人用の台が6～7台と8人用の台が1台ある。南岸は3～4人用の釣り台が数台と、1人用の台が数台あり、両岸とも30人前後は入れるようになっている。

今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
北岸・年金台と竹ヤブ桟橋（提供：週刊へらニュースAPC・若松恵治）

水深は最深部が3mほどで、山と呼ばれる西側のポイントは1.5m前後と浅くなる。また東側にある歩道橋のすぐ前も浅く、春先の乗っ込み時に人気があるポイント。

今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
南岸・けやき前（提供：週刊へらニュースAPC・若松恵治）

放流は漁協によって毎年おこなわれていて、魚影はそれなりに濃い。だが、大型の地ベラがメインとなるためか、時期によってはかなり難しい釣り場だ。

もちろんこれからのいい時期などは、40～50枚など大釣りも可能だが、冬季はオデコも当たり前で、夏季でも混雑や状況しだいでは釣れなくなる。

今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
南岸・えのき桟橋（提供：週刊へらニュースAPC・若松恵治）

この池の特徴として、必ずではないが「雨の次の日は釣れない」とよく言われている。

逆に雨が降っている最中はよく釣れるが、雨がやんだ直後から釣れなくなることもあるくらい。釣れる魚は尺1寸～尺2寸がアベレージサイズで、40上も珍しくない。手軽に大きなヘラを釣りたい人にはお勧めだ。

その他の注意点

ゴミの持ち帰りはもちろんだが、各釣り台にはホウキが用意されている。納竿後は使用した釣り台を軽く掃いておこう。また1人2人で人数分以上の場所取りは禁止されている。トラブルの元にもなるので注意してほしい。

釣り方とエサ

3月に入ると底釣り中心の釣りから宙釣りで釣れるようになった。この記事が出るころには宙釣りもセットから両ダンゴの釣りに変わるだろう。

今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
今週のヘラブナ推薦釣り場2024【埼玉・丸堀】
宙釣りのタックル（作図：週刊へらニュースAPC・若松恵治）

竿の長さは8尺の短竿でも釣れるが、状況によって12尺くらいまで用意しておくと無難だろう。

仕掛けは道糸0.8～1号程度で、ハリスは道糸に合わせて0.4～0.5号でいい。エサは普段から使いなれているもので十分だ。

夏季は、水面直下にヘラが見えることも多いが、釣れるタナはさまざま。

カッツケから底付近まで探ってみるといいだろう。もちろん宙の両ダンゴが苦手な人は、ウドンセットや角麩セット、またはトロ巻きセットも有効だ。

底釣りに関してはどうしても型が小さくなる傾向がある。またコイなども多いので、釣りをする際は、十分に気をつけてほしい。

＜週刊へらニュースAPC・若松恵治／TSURINEWS編＞

▼この釣り場について
丸堀
釣料：￥600（現場徴収）

この記事は『週刊へらニュース』2024年4月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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