釣りに本気と話題のIT企業『bluecode』。ボートで釣りをしながら仕事したりと、かなりフレキシブルな働き方が可能だ。

TSURINEWS編集長でありながら、「あわよくば……」と密かに同社への転職を狙う筆者が、その可能性を探るべく募集内容や入社に必要な条件などを詳しく聞き出してみた。もちろん弊社社長には内密にだ。

釣りも仕事も諦めたくない!『NO FISHING, NO WORK』を読む

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部)

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釣りに本気なIT企業『bluecode』

bluecode社との初めての打ち合わせは、神奈川県の鎌倉オフィスだった。サーフショップやカフェが入るお洒落な商業施設にオフィスがあり、目の前は湘南の海が広がっていた。その後、会社で保有するクルーザーでの海上リモートワーク兼タイラバ釣行に同行。ボート上でオンラインMTGやPC作業をしつつ、マダイやブリがヒット。なんて素敵な職場環境なんだろうか。

「釣りが好きなだけで入社できる?」釣りに本気なIT企業『bluecode』採用担当者に直撃
「釣りが好きなだけで入社できる?」釣りに本気なIT企業『bluecode』採用担当者に直撃
鎌倉オフィスは目の前が海!(提供:TSURINEWS編集部)

入社を密かに企む

そこで、編集長である筆者の心に浮かんだのは「あわよくばbluecodeに入社できないだろうか」という、安易でよこしまな企みだった。ここからは弊社社長にバレぬよう、声を小さくして話を進めよう。

伊賀社長に直撃

エンジニア経験ゼロの私が、釣りの知識と経験のみで入社ができるものなのか、採用を担当しているbluecode社の伊賀社長に直撃してみた。

「釣りが好きなだけで入社できる?」釣りに本気なIT企業『bluecode』採用担当者に直撃
「釣りが好きなだけで入社できる?」釣りに本気なIT企業『bluecode』採用担当者に直撃
伊賀社長(提供:TSURINEWS編集部)

募集中の職種と必要な資格は?

当社では現在(2025年4月)、PM(プロジェクトマネージャー)とフルスタックエンジニアの方を中心に募集しております。

資格は必要?

当社は実務力を重んじる傾向にあるので、「これがないと認めない」といった資格は無いのですが、いちおうIT業界で業務をしていますので、「基本情報技術者」と「JSTQBのFoundation Level」の取得は推奨しています。

前者はIT全般、後者はソフトウエアテストに関する資格です。資格取得は、特に非エンジニアの方に推奨しています。エンジニアが技術に詳しいのは当然なので、非エンジニアの技術知識レベルの向上が仕事やチームの質向上につながると考えているからです。

向いてるマインドは?

そうですね、どんな人でも当社環境を苦痛に思う人はいないと思いますが、強いて挙げるなら、

・自分に与えられた仕事をプロとして淡々とこなせる人
・俯瞰した視点で、チーム全体を気づかえる人

でしょうか。

リモート環境でスムーズに仕事をこなすためには、与えられた仕事を確実に、かつ淡々とこなすとともに、他のメンバーへの気遣いも欠かせません。

これが欠けると、どうしても小さな未完了タスクが積み重なり、チーム全体の質が低下して、結果的に自分自身にも悪影響が及ぶ可能性があります。

どんな人が働いてる?

様々な方がいらっしゃいますが、bluecodeはいわゆるフリーランスを中心としたメンバーで構成されているため、「一定のキャリアや仕事を成し遂げた人」や「ワークライフバランスを重視したい人」が多い傾向があると思います。

両者に共通するところは、いわゆるキラキラした世界より、こころ穏やかに淡々と仕事をしたいというところでしょうか。

スタッフ同士は仲良い?

スタッフ同士の距離感ですが、まず、基本リモートワークなので物理的な距離は離れています。また精神的な観点では基本は「チームのメンバーとしてお互い淡々とやり取りをする」という感じです。

ただ、距離感が遠い、あるいはドライな感覚は無く、一定の信頼関係はあると思います。コミュニケーションはSlack(チャットツール)で、必要に応じて、1時間に数回取ることもあれば、数日連絡を取らないということもあります。

「釣りが好きなだけで入社できる?」釣りに本気なIT企業『bluecode』採用担当者に直撃
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スタッフとMTG中の伊賀社長(画像右)(提供:TSURINEWS編集部)

「資格より実務力」が印象的

エンジニア経験ゼロの筆者がここまで話を聞いて、特に印象的だったのが「実務力」「他のメンバーを気遣うマインド」というキーワード。

最先端の開発案件を扱うIT企業だから、欧米的なゴリゴリの実力主義を勝手に想像していたが、とても日本的な思考を感じた。ふむ、これは私にもまだ可能性があるかもしれない!ここからは、気になる「釣り」について聞いてみよう。

どんな釣りをすることが多い?

仕事の合間に行く。というのが基本ですので、東京湾でタイラバやSLJをやることが多いです。エサ釣りは釣具屋さんに寄る必要があるので、仕事の合間に行くには少しハードルが高いので。

釣りをするスタッフは何人?

いま、スタッフは20名前後ですが、日常的に釣りをしているのは5名程度でしょうか。

「釣りが好きなだけで入社できる?」釣りに本気なIT企業『bluecode』採用担当者に直撃
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釣りも全力で楽しむ(提供:TSURINEWS編集部)

釣りのスキルは必要?

釣りにまでスキルは求めません。ただ、一緒に釣りができればいいのでタイラバやSLJが好きな方がいいですね。

どんな釣り人に応募して欲しい?

釣りの世界の中でも好き嫌いはある世界なので、我々がやっている釣りが好きな人がいいですね。ですので、日常的にはタイラバ、SLJ、シーバスなど。

遠征の際は、ヒラマサ、GT、アカメ等の大物ソルトルアー、後は、カジキやマグロなどの大物釣りが好きな人でしょうか。こういった釣りが好きな方なら、我々と働いていただくメリットがあると思います。

どんな特技があると嬉しい?

釣った魚はリリースが基本ですが、たまにリリースするには惜しい、美味しそうな魚が釣れるときがあるので、魚料理が得意な方に仲間になってもらうと嬉しいですね。

「釣りが好きなだけで入社できる?」釣りに本気なIT企業『bluecode』採用担当者に直撃
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ワラサをGET(提供:TSURINEWS編集部)

釣り好き応募者に伝えたい事は?

釣り人に知られた格言に「釣りが仕事の妨げになるのなら、釣りの方を諦めなさい」という言葉がありますが、実際にそうはいかないのが現実かと思います。

ただ、bluecodeでは、少なくとも「釣りも仕事も諦めない」という環境が実現できるかと思います。興味のある方は是非、当社にお問い合わせください。

入社の可能性はある!

筆者の最終判断はズバリ、「bluecode入社の可能性はゼロではない!」だ。bluecode社の業務スタイルに魅力を感じた釣り好きのあなた、今すぐ同社の採用ページをチェックしてみてもらいたい。そして、自身がジョインするイメージが少しでも湧いたならば、ぜひアクションしてみよう。

筆者は、「基本情報技術者」と「JSTQBのFoundation Level」について調べつつ、ヒラマサやGT狙いのソルトルアーフィッシングに熱を入れるとしよう。社内にバレて波風が立たぬよう、あくまでも内密にだ。

<小菊洋輔/TSURINEWS編集部>

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