関門海峡のマダイテンヤ釣りに出かけた筆者。前半はサメの邪魔にチビマダイ連発と苦戦したが、後半に良型マダイにマゴチ連発となった釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
関門海峡のマダイテンヤ釣り
山口県と福岡県の間を走る関門海峡ではマダイのテンヤ釣りが盛ん。5月~11月頃まで長く楽しめる釣りで、水深は深くても30mまで。出船場所からポイントまでが近く、海峡内は外海からのうねりの影響を受けにくいので船の揺れも少なく船釣り初心者にはオススメの釣りだ。今回はいつも乗船している関門 RYUSEIに乗船。

タックルは専用の物と、軽いテンヤを使う為のライトタックルを持ち込んだ。
専用タックル:紅牙テンヤゲーム240MH+0.8号PEライン
サイドタックル:TULALA Groovy70S+0.6号PEライン
チビマダイが連発
8/3(日)長潮、まだ薄暗い5:00に出船。ポイントまで20分程走って釣りを開始。水深20m程度で、そこまで潮が走ってないようなのでテンヤは6号からスタート。突っつくようなアタリが出るが、アワセても乗らない。エサばかり取られる状況が続いたが、エビの食われ方を見るに恐らく突っついているのはマダイだ。ようやく掛かったが、リリースサイズ。

チビマダイの中に大型が混じっている事が多いので、根気強く続ける。小さなあたりも基本的にはアワセに行く方が良い。たまにチビが突いているかと思ったら大型マダイだったという事もある。
夏はサメにも注意
夏はサメが多く、テンヤにしっかり食いついてくる。掛かってからひとしきり走った後に叩く様子が無くすんなり上がってくると思ったら大体サメだ。テンヤを切られる事もあるので、テンヤの予備は多めに持っておこう。自分にも2回ほど掛かった。
10時頃になるとRYUSEIでは夏場はぶっかけうどんのサービスが出る。うどんを食べたら後半戦だ。
50cm級良型マダイを確保!
小型にエビを取られながらも根気強く続けているとようやくドラグの出るサイズが掛かった。テンヤを6号からTG4号に変えた後だった。ついに50cmクラスの本命をキープ。

マゴチが船中連発
その後はマゴチが掛かった。結構な数がいるらしく、サイズも40~60cmとそこそこいいサイズが多く上がった。自分だけでも3尾、船中でもかなりの数のマゴチが上がっていた。身はブリブリで、マダイと遜色ない食味なので捌くのは少しコツがいるが嬉しい外道だ。
最終釣果
最終釣果はマダイ50cmと塩焼きサイズを4枚ほど、マゴチは1尾だけキープした。リリースした塩焼サイズのマダイとマゴチがいるので、数釣りの日となった。
船の上では基本的にミヨシ側に釣り座を構えると日よけが無いので、熱中症対策に十分注意したい。クーラーの中の氷もすぐ溶けるので氷は多めに準備しておこう。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>