100円ショップでお馴染みのダイソーで発売されているジギング用サビキ針を淡水で使った結果、良型ギルが釣れてしまう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田中優丞)
豊田市水源公園でバス釣り
8月15日深夜2時。いわゆるお盆の真っ只中だが、だからどうしたと言わんばかりに豊田市水源公園に出撃。

この日はマイクロジギングでバス釣りの予定だった。マイクロジグ特有のヒラヒラとしたフォールで、反射的に喰わす算段だ。
ところが、無情にも一投目で根掛かり。しかも着底と同時にだ。1ミリも泳ぐことなく、新品のジグがお亡くなりになった。さらにスペアのジグも2投目で逝ってしまった。やはりこの釣り場において、ボトムとは死亡フラグを意味するようだ。トレブルフックとなればなおさらだろう。

ダイソーのジグサビキ仕掛け
さて、いきなり計画が頓挫してしまったわけだが、投了にはまだ早い。筆者にはサビキでギルイング(ブルーギル釣り)という奥の手がある。
今回はダイソー製のジグサビキ針を使用。幹糸が3号だからよほどのことがない限り、根掛かり以外のロストはないはず。
こいつに直リグを組み合わせ、懲りずにまたボトムを攻める。これまで幾度となく釣行を重ねてきたが、ここのギルはどうやらボトムに居着いているようだ。夜明け前になると水面に発生する無数の波紋は、ギルではないということだ。

良型のギルがヒット!
控えめにキャストし、シェイク&ボトムバンピングでネチネチと探っていく。すると、数投目で力強い当たりが。少々強引に巻き寄せると、なんと良型のギルがサビキ針に食いついていた。

羽がゴージャスな仕様になっているダイソーのジギング用サビキ針。これにはギルもたまらず食いつくわけだ。もうダイソー様しか勝たん。

水源公園でやってはいけないこと
調子に乗って2匹目を釣り上げようと、豪快にキャスト。そしてお約束の着底と同時に根掛かり。そう、またやってしまった…。良型が釣れたせいで、ついつい気が大きくなってしまったのだ。
いったい何度同じ過ちを繰り返せば学習するのだろうか。過去記事にも書いたが、水源公園でのフルキャストは根掛かりフラグだ。ズル引きもNG。この2つは絶対にやってはならない。この後も近距離を探るも、丸石の間に引っかかってロストが続いた。

ジグサビキでギルイング!
結局この日はギル1匹で終わってしまったが、良型が釣れたのでヨシとしよう。読者の諸君もぜひ、ダイソージグサビキでギルイングしてみてほしい。ハマること間違いなしだ。

<田中優丞/TSURINEWSライター>
