ここ最近の雨で気温は少し下がるものの、湿気の影響でムシムシした日々が続いています。そんな中、ぼんやりと魚たちの活性が気になり、埼玉県の田んぼの水路に小物釣りへ出掛けてきたことをレポートしたいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・泉陽登)
水量は浅め
今回は午後2時からのスタート。天気はどんよりとした曇り空でしたが、釣りをするには最高の天気です。田んぼに水が入り、水質も濁り気味のため、水量は多めかと思い覗いてみると、底の方が見えるほどの浅さ。田んぼに水は入っているものの、水量は前回の小物釣りよりも浅い状況でのスタートを切りました。
しかし、水底を見続けていると、所々魚たちがヒラ打ちしているのをチラホラ目に。事前に仕掛けは準備していたので、手早く準備に取り掛かりました。

道具とエサ
今回の仕掛けは以下です。
・竿:幸釣 四五六
・道糸:VALCAN タナゴ ハエ・ヤマベ0.2号
・浮き:自作バルサ浮き
・鈎:魅玄タナゴ 新半月の漆黒
・エサ:タナゴグルテン 競技用
このタナゴグルテンに筆者は毎度お世話になっています。小物釣りでこれさえあれば最初の一匹は早いです。
まずは宙釣りでモロコ
最初は宙釣りで様子見。水深は50cm程だったため、浮き下は25cm程に調整。小物は集まればすぐに反応を見せるほどエサに果敢に食いついてきます。
数投仕掛けを入れたのち、すぐさま顔を見せたのはモロコ。前回の釣行に比べてかなりサイズも大きくなっていました。

そこからクチボソなど数匹を手に。
底釣りでフナが連発
底釣りへ変えた途端、良型のフナが連発。グルテンを大きめにつけ、少し竿先を上げ下げして誘うとフナがよく掛かり、その中で鯉の子供も食いついてきました。底釣りに変えてから匹数も多くなり、モロコやクチボソのサイズも大きくなっていきました。

大きめフナもヒット
しばらく底で釣り続けるとモゾモゾっとした当たりがあり、合わせると大きめのフナが掛かってしまいてんやわんや。
小物釣りを想定した装備だったため、タモを持っておらずどうしようかと考えていた矢先にあえなくバラし。今後はどんな釣りでもタモを持って行こうと思わせる出来事でした。釣り上げたかった……。

最終釣果
釣果としては27匹。4時に納竿したので約2時間の釣りでしたが、満足いく結果に終わりました。シーズンとしては到来した感があるので、時間を見つけてもう少し釣り場へ赴こうと思います。
<泉陽登/TSURINEWSライター>
