8月6日、木曽三川河口へテナガエビ釣りに出かけた。当日の干潮は午前10時ごろなので、自宅をゆっくり出発。

釣友の熊澤さんの車に便乗し、道中の岬釣具店でイシゴカイを購入する。10時すぎに河口に到着すると、引き潮から満ちてくる時間になっていた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

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木曽川河口でテナガエビ釣り

この日は熱中症警戒アラートが発令され、マジ暑い日になりそうだ。熊澤さんは暑さ対策でテントを張って荷物を置く。飲料水はたくさん持参したので大丈夫だろう。

木曽川河口のテナガエビ釣りで25匹キャッチ【愛知】釣ったエビは素揚げで堪能
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テナガエビ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

徐々に潮が満ちてきてテナガエビの釣りタイムになった。2人で短ザオを5本出し、エサのイシゴカイを付け、ブロックの穴に落とし込み、置きザオにしてシモリウキの沈み込みを待つ。

やがてブロック壁や底付近でテナガエビがウロウロと見え隠れし始めた。熊澤師匠の「大きなエビがいるぞ」という弾んだ声が聞こえる。私もブロック壁付近でエビを見たので、その周辺に落とし込んだ。

無我夢中になるほど楽しい

ウキを見ていると徐々に沈んでいった。ここからテナガエビとガチンコ勝負だ。少し待って大きくアワセを入れると、生命反応があり横走りする。これはうれしい。

面白い瞬間だ。

木曽川河口のテナガエビ釣りで25匹キャッチ【愛知】釣ったエビは素揚げで堪能
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テナガエビキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

やがてハリに大きなテナガエビがぶら下がって上がってきた。大きな長い手が半端ない。エビはバケツに入れ、ブクブクで砂泥を吐き出すようにした。シモリウキが沈む瞬間はワクワク感がたまらない。

熊澤師匠もオスのテナガエビを手にして満面の笑み。シモリウキが沈まないときは隣の穴に仕掛けを入れ直す。ウキが沈んでも簡単にエビは釣れない。アワセが早いとハリに掛からない。大人でも無我夢中になるほど楽しい釣りだ。

木曽川河口のテナガエビ釣りで25匹キャッチ【愛知】釣ったエビは素揚げで堪能
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本命手にニンマリ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

太陽が照り込み半端なく暑くなってきた。テント内で飲料水を飲みながら小休憩を繰り返す。

熊澤師匠は暑さに負けずテナガエビを連発。そんななか、置きザオのシモリウキ3個が完全に沈んでいた。素早くサオを持ち上げると大きなテナガエビが浮上。バッチリ口にハリ掛かりしていた。

素揚げが絶品

昼を過ぎたころに雨が降りだしたが、そんなの関係ない。お互い時間も忘れてテナガエビに夢中だ。雨がやむとさらに暑くなる。やがて潮が満ちてきてブロックの穴が見えなくなったので、午後1時30分に終了した。

木曽川河口のテナガエビ釣りで25匹キャッチ【愛知】釣ったエビは素揚げで堪能
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テナガエビの素揚げ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

サオを出したのは2時間30分ほどの短時間だったが本当に楽しかった。私の釣果は25匹。熊澤師匠も同等の釣果だった。釣ったテナガエビは素揚げにして食べたが、めっちゃうまかったのは言うまでもないだろう。

<週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>

<この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年8月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。

木曽川河口のテナガエビ釣りで25匹キャッチ【愛知】釣ったエビは素揚げで堪能

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