日中の暑さに体も心もやられる中、時折やってくる雷雨などに振り回されるこの季節。そんな日々の中での癒しはやはり釣り。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター泉陽登)
暑さ対策で短時間釣行
天気予報では10月の中旬から涼しくなると言っていましたが、今年はいつまでこの暑さが続くのでしょうか。セミは元気に鳴いていますが、一度外へ出ようとすると10分もしないうちに滝のような汗が流れ出る筆者。そのため今回も午後2時からの短時間釣行にしました。
釣り物は淡水小物釣りで、場所は岩槻エリアの田んぼの水路です。
淡水小物釣りの仕掛け

今回用いた新虹鱗タナゴは、大きめのモロコやフナが掛かりやすい鈎ですが返しがついています。飲まれてしまうと、小物は外すのが特に大変なので、返しは必ず潰しておきましょう。
すぐにモロコがヒット
この時期の小物は場所を問わずともたくさんいるため、すぐにエサに食いついてきます。ポイントを絞らず、仕掛けを投入してすぐに顔を見せたのは、毎度の様にお世話になっているモロコ。

釣り堀状態で連発
そしてしばらく経つと、エサを入れただけで釣り堀状態になり、すぐにエサが取られてしまう事態に。こうした時は普段よりも大きめにエサをつけると、すぐには食われないので掛かりやすくなります。
そこから30分程はモロコやモツゴと戯れ、前回と同様に水底でフナがヒラ打ちを始めたので底釣りに変更。
底釣りでフナを狙う
底釣りへ変更し浮き下を長くするも、底へつくまでにモロコ達にエサが食い尽くされてしまい、中々思ったような釣りができない状態に。

しかしフナも高活性なのか、あちこちでヒラ打ちをしているため、モロコが群れていない場に仕掛けを投入。フナは水底を貪るように泳いでいるため、ワンアクションを入れて誘うと釣りやすくなります。
コイからヒット
そして、底釣りへ変更してから最初に顔を見せたのはコイの子供。ヒレが濃いオレンジ色をしている綺麗な魚が釣れました。そこからは黄色味がついたフナが釣れ続け、結果としてはモロコよりもフナの方がたくさん釣れた釣果になりました。

もう少し暑さが和らげば長時間外で釣りができるのですが、この暑さではそうもいきません。釣りへ行かれる方は熱中症や脱水症状に気をつけてください。
<泉陽登/TSURINEWSライター>