8月中旬、和歌山市の雑賀崎シーパークへ家族で釣行した。良型マダイを筆頭にハマチやシマアジも登場し、おじいちゃんの粘りの釣りで釣果は最終的に14匹のマダイを含む大漁に。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)
雑賀崎の海上釣り堀釣行
この日はおじいちゃんが田舎から来てくれたので、雑賀崎シーパークには一日入場した。
タックルは、ロッド赤青一撃350さそいスペシャルにリール4000番。ミチイトはナイロン5号、ウキ3号、オモリ3号、ハリス4号、ハリ10号。エサはキビナゴ。おじいちゃんはこの仕掛けでタナを探っている。
先にヒットしたのは娘のかんなだ。レンタルザオにエサは銀パナ一撃。釣れたのは良型のマダイだ。次にヒットしたのはおじいちゃん。上手にサオを曲げて釣ったのは同じく良型のマダイだ。タナとポイントをつかんだようで連続でマダイを釣り上げている。

引きを満喫ハマチ登場
仕掛けを落とし込み、ウキでアタリを見ていると真横に走った。結構な引きで暴れ回る魚を弱らせていく。
そこから連続してマダイを上げて5匹を超えたおじいちゃん。以前も青物を3匹仕留めるなど相性が良いようだ。
タナを探って魚を釣り上げていく。ここの網はすり鉢状になっており、角から1m先の底に魚がたまる傾向がある。
周りはアタリが止まり時合いは終わった。おじいちゃんはエサを銀パナ一撃に変更して誘いをかけると6匹目のマダイがヒット。
さらに2匹追加して銀パナ一撃がなくなった。他のエサはエサ取りにやられてすぐになくなってしまう。

粘りの釣りでシマアジ手中
釣りを諦めてアジにエサをやっているとシマアジが見えた。仕掛けを変更してハリスを細くし、ハリ先に米粒大のダンゴエサを付ける。回遊のタイミングでエサを落とすとシマアジがヒットした。

釣り時間がわずかになったのでサオを片付けていたが、おじいちゃんはエビを購入して時間いっぱい頑張り、見事に良型マダイを釣り上げた。すごい執念だ。最後の最後まで諦めないことが釣果を伸ばすことになる。

最終釣果
釣果はハマチ1匹、シマアジ1匹、マダイ14匹と大漁。娘は大喜びだ。
おじいちゃんはすし屋を営んでおり、かんなは作り方を習っている。出来たおすしをみんなで食べると最高においしかった。

秋の釣りでも紫外線対策は忘れずに
秋になって涼しくなってくると、つい紫外線対策を怠りがちになるが、実は秋こそ紫外線量が意外と多い季節。特に海辺では太陽光の反射も強く、長時間の釣行では肌へのダメージが蓄積しやすい。
しっかりと日焼け止めを塗っておくだけで、釣りの後の疲労感や肌トラブルを大きく防ぐことができる。秋の快適な釣行のためにも、UVケアは忘れずにしておきたい。
<週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年9月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。