上総湊港でハゼ釣りをやってきました。当日は釣り場に車を横付けし、早朝限定での「のんびり釣行」を満喫!当日の様子をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
上総湊でハゼ釣り
千葉県富津市を流れる湊川の河口付近と、そに作られた漁港がハゼのポイント。漁港内のポイントにはすぐ近くまで車が入っていける他、緑が豊か、或いは紅葉が美しい小高い山々と趣のある鉄橋をバックにのんびり釣行が楽しめる点が魅力!

サイズ、数こそ数年(十数年?)前と比べて劣ってしまった点は否めないものの、南房の陸っぱりハゼ釣りポイントとしては健在。サイズ、数こそ劣っている近年……のはずですが、今年はなにやら湊川で良型が釣れているとの情報を入手!ハイシーズンやや手前の8月末、熱中症対策に気を使い、出かけてきました。
まずは漁港内で釣りスタート
ここ上総湊のポイントは大きく分けて「漁港内」と「湊川」の2つが存在するのですが、双方とも釣り人の気分で選べるわけではなく、潮(潮位)に応じて選択することになります。この日は朝6時ちょい過ぎに満潮を迎え、その後下げていく潮まわり。よって出だしは水位が高く、足場が水没している「湊川」はNG。
逆に、南房の澄んだ水でも底が見えなくなる港内は好ポイントとなることから、到着直後は港の奥で、ほぼ車横付けに近い状態でのんびりと竿を出す。
タックル
タックルは水深は満潮時で2m以上あることから、3.6mののべ竿とシモリウキ組み合わせを選択。勿論、リールタックル、そしてミャク釣りでもOK。エサはジャリメを持ち込みました。

今年は湊川が好調?
仕掛けを準備し、既に釣りをしていた先行者に話を伺うと「湊川の方が型が良いよ」とのこと。前もって入手した情報の信ぴょう性が上昇したことに安堵し、筆者も釣り糸を垂らします。すると、入れ食いとはいかないものの、丁寧に誘うとポツポツアタる感じで、少しずつ数を重ねていく。

一方先行者は……7時ちょい過ぎた辺りで一旦休憩タイムとし、メインイベントの「良型の湊川」に備えている様子。早朝とは言え、既に筆者の額には汗が染み出ていました(汗)
湊川へ移動
8時半が過ぎた頃から、港内は薄っすら底が見えてくる。既にヘチ付近にはハゼはいないことがわかり、道具を片付けて湊川へ移動。

因みにですが、湊川ではハゼが溜まっているポイントが遠めにあることが多く、かつ仕掛けを引きずると根掛りが多発してしまうため、ここでのハゼ釣りは4.5~5.4mののべ竿がベスト。ご参考まで。
最終結果
2時間半でハゼ7匹(マハゼ5匹、ウロハゼ2匹)。遠征したわりにはイマイチ以下の釣果でしたが、ここ南房方面ハゼのハイシーズンは、熱中症とは無縁の秋以降。休日と潮周りがベストマッチする、紅葉が奇麗な日に再戦しようと思います。
7匹いれば美味いビールが飲めます!
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>