武庫川一文字ではすでにサゴシが姿を見せ、多くの釣り人が「秋の青物」を楽しんでいる。では、近隣の人気スポット「大阪南港魚つり園」はどうか。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター夕日とぼうず)
大阪南港魚つり園でショアジギング
大阪南港魚つり園は、夏場はタコ釣りや家族連れのサビキ釣りで賑わう。タコは5月に始まり7月いっぱいまで釣果が続いた。現在は豆アジが小アジサイズへと成長し、サビキで好調に釣れている。そんな中の8月28日(木)、筆者は久々ショアジギングに挑戦した。この日は13:59に入園。平日とあって釣り人は少なく、広々とキャストできる好条件だった。

しばらく反応はなかったが、15:54、干潮から上げに転じたタイミングで変化が訪れた。着水直後のフォールで掛かったのは、足元に見える群れよりひと回り大きなサバ。続くキャストでも同様にヒットした。結果的にこの日は「青物」の姿はなく、「青魚」が主役の釣果となった。
別日もサバ連発
翌8月29日(金)も調査を続行した。15:36に入園し、干潮からの上げを狙った。最初のルアーには反応がなかったが、前日で釣果を上げたブレードショーテル40gブルピンゼブラグローに替えて1投目の16:24、ひそかに期待していたとおりサバがヒットした。
さらにルアーをロングジグに替え、ワンピッチジャークで誘うと、ここでもサバがヒット。南港のサバはルアーの種類やアクションを問わず反応が良いことを実感できた。

さらに間をあけた9月4日(木)もショアジギングを敢行。この日はメタルバイブを使用し、ストップ&ゴーでフォールを意識したところ、やはりサバがヒット。本命の青物は依然として姿を見せなかった。

青物開幕は9月下旬か
本命の青物はまだ現れなかったが、昨年の実績を振り返ると、9月23日からハマチやサゴシが連日のように釣れ始め、10月にはメジロやブリといった大型も回遊してきた。今年も同様の傾向を期待して、準備を整えておきたい。
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<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>