12月12日(現地時間)、ヨーロッパリーグ(EL)リーズフェーズ第6節、レアル・ソシエダ対ディナモ・キーウ戦の撮影取材のため、スペイン北部バスク州サン・セバスティアンを訪れた。
久保建英の所属するソシエダは3-0で快勝。
この大事な一戦で、先発した久保は右サイドからチームの攻撃を牽引した。
ホームチームのソシエダがゲームを支配するなか、前半19分に得たPKを、ミケル・オヤルサバルが一度はストップされるも自ら詰めて先制する。
迎えた24分、中盤でボールを引き出した久保は、ボックス内のオヤルサバルへパスを通した。一度は相手守備陣に跳ね返されたが、再度ボックス内でボールを持った久保は、冷静にふたりの相手を引きつけ、フリーとなったシェラルド ベッカーへパスを送る。ベッカーは久保のお膳立てをダイレクトでシュート、見事にゴール上段に突き刺した。
33分にはオヤルサバルがダメ押しとなる3点目を決めた。

後半に入ると、ソシエダは攻め込まれる時間帯も増えたが、無失点でゲームを終わらせている。
次戦のELは1月23日、アウェーで首位ラツィオと対戦する。12位に浮上したソシエダにとっては、ストレートインするためにも大事な試合となる。