この記事をまとめると
■2023年になり、テスラ・モデル3とモデルYが大幅に値下げされた■今後さらに値下げされる可能性も考えられる
■テスラのクルマはいつが買い時なのだろうか?
テスラはいつが買い時なのか?
今年2023年になって、テスラ『モデル3』と『モデルY』が大幅に値下げされた。両モデルとも約10%の値下げになり、金額としてはモデル3で約60万円から80万円の値下げ、モデルYでは約64万円から82万円の値下げとなっている。
モデルY RWDグレードは、昨年6月の発売時は619万円だったが、1週間後には643万8000円となり、約7カ月後の今回、579万9000円となった。
しかし、テスラの購入を検討していた人たちは今回の値下げに飛びついていいのだろうか? また値下げされるかもしれない、という不安が頭をよぎる。いや、待てよ、いま買わないと今度は値上げされるかもしれない……。そう思うとテスラはいつ買えばいいのか、いつが買い時なのか? という素朴な疑問が湧き起こってしまう。
いくつかのSNSでもそのような問いが出ているが、その疑問に関してはもう「買いたいときに買う」としか言いようがないのが現実だ。というのも、テスラは1台あたりの利益率が大きく、一説によるとトヨタの数倍にも上ると言われている。となれば、販売価格を市場に合わせて変動させる自由度がほかのメーカーに比べて高い。ほかに安くEVを販売するメーカーが出てくれば、それに合わせて安くすることができ、容易に“薄利多売”にシフトすることができる。また、テスラの需要が高くなれば、これまた容易に高くすることができるのである。
値下げは既存ユーザーにとってもメリット!
そういう考え方は、こと自動車という製品、ましてや“高級車”と言われるカテゴリーのクルマにはなかったものだ。価格はそう簡単に変わることがないし、半導体不足になれば販売することを止める。
けれどもそこのところが製造コストが高過ぎて動きが取れない高級車とテスラは違う。よく「テスラは高級車ではなく高額車である」と自虐的に言うユーザーがいる。“高級車”に乗って見栄を張りたい人にとっては申し訳ないが、まさにテスラは、いつ“低額車”になってもおかしくはないのだ。ではすでに購入したユーザーにとって値下げは損をしたことになるのだろうか? いやじつを言うとそうでもないのである。
テスラは高度にネットワーキングされたクルマである。ソフトウェアが頻繁にアップデートされ、バージョンアップして新たな機能が追加されて便利になったり、安全性が向上したりする。
その機能こそが、低価格になって多くの人々がテスラに乗るようになればなるほど早く的確に向上していくことが期待されるのだ。数百台のクルマから得られる情報よりも、さまざまな環境で走る数百万台から得られる情報を分析したほうが、そのクルマの欠点や改良すべき点がより明確になり、私たちがいま乗っているテスラにバージョンアップというカタチで反映される。だからこそ、すでに購入したユーザーにとっても数多くのテスラが世界中で走れば走るほど歓迎すべきことなのである。
充電環境に関しても、巷に多くなったテスラユーザーの需要を満たすために、テスラ独自のスーパーチャージャーという急速充電設備が、より多く設置されることだろう。
モノは欲しいときに購入すれば満足度が高い。テスラだってそうだ。ましてや納車が早いとも言われているテスラ。そう「買いたいときに買う」のが一番なのである。

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