ヒュンダイのプレスカンファレンスは警備が厳重だった

 AUTO EXPO(デリー)の特徴に、プレスカンファレンスを複数回行うブランドがあることが挙げられる。インドでもっともシェアを持つ、マルチスズキは前回(2018年)、2日間のプレスデーの期間内に3回カンファレンスを行った。そんなスズキは今回のAUTO EXPOでは2回カンファレンスを行った。



 韓国ヒュンダイ自動車もプレスデー1日目に続いて、2日目もカンファレンスを行うというので、1回目を見損なっていたということもあり、2回目の開始までに時間の余裕を見て、ヒュンダイブースへ行くと、通路に面するところに鉄柵が設けられており、柵の前は殺気立つほどひとが集まっていた。そのなか警備員がわずかな隙間からパスを確認して、メディア関係者をブース内に入れていた。プレスデー2日目には若干名だが一般の来場者も会場内にいるため、そんなひとたちをなかに入れないようにとしているのだろうが、その割には厳重さが気になっていた。



超有名ボリウッドスターが登壇!

 ブース内に入り、席に座ると地元メディア関係者もどこか気合いが入っており、何やら殺気立っていた。カンファレンスが始まると、インド女子の黄色い歓声が沸き起こった。地元の芸能人がきていたのである。その芸能人が壇上に立っても、なんのことやらよくわからないのだが、とにかく地元メディア関係者の反応がハンパではなかった。



 カンファレンス終了後に事情通に聞くと、インドでは誰もが知っている超有名ボリウッドスターのシャー・ルク・カーンとのこと。ヒュンダイ自動車とアンバサダー契約を結んでいて、毎回ヒュンダイのプレスカンファレンスには顔を出しているとのことであった。長い時間ヒュンダイについての熱い思いを語り、終盤のフォトセッションにも長時間気さくに対応している姿からは、やはり大物の貫禄というものを感じた。



AUTO EXPOヒュンダイブースには鉄柵が設けられ殺気立つ...の画像はこちら >>



 ヒュンダイに限らず、ボリウッドスターはちょくちょくプレスカンファレンスに登壇することがある。誰だかよくわからないので、会場の反応でどれぐらい有名なのかを判断して、会場で地元のひとや、ホテルのスタッフに誰なのかを確認している。



 インドだけでなく、インドネシアや中国のオートショーでも地元の有名人がプレスカンファレンスにきたことがあったが、その時も鉄柵で厳重にブースが守られていた。ただ先進国のオートショーでは、芸能人がプレスカンファレンスに来ることはほとんど聞かないので、新車販売市場が成長過程の新興国ならではの光景といってもいいかもしれない。

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