この記事をまとめると
スズキの新型軽自動車ワゴンRスマイルが発表された



■ワゴンRとスペーシアの間を埋めるようなモデル



■ターボモデルはなくNAとハイブリッドをラインアップ



8月27日発表で9月10日発売!

背高軽ワゴンのパイオニアであるスズキの「ワゴンR」に新たなモデル「スマイル」が仲間入り。9月10日に発売される!



その最大の特徴はやはり、リヤにスライドドアを備えながら、スペーシアより90mm低くワゴンRより45mm高い、1695mmの全高が与えられたことだろう。そのおかげで、ワゴンRに対しスマイルのヘッドクリアランスは前後席とも全方位的に拡大。

ステップの地上高もフロントが18mm、リヤが7mm高く、さらに前席はヒップポイントも70mm高められた。さらにリヤドアの開口幅はスペーシアと同じ600mmが確保されたことで、乗降性や視界の良さもワゴンRより大幅にアップしている。



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そんなワゴンRスマイルのエクステリアは、いずれも3種類あるワゴンRとスペーシア、どのタイプとも似ていない。スクエアながら角が丸められたフォルムに丸基調のヘッドライトが与えられ、最上級グレードの「ハイブリッドX」ではさらにメッキ加飾も多用することで、可愛らしくも上質な佇まいとなっている。



ワゴンRを名乗るけどスライドドア! 新たな価値を提案する軽自動車ワゴンRスマイルとは



またボディカラーも、2トーンが8種類、モノトーンが4種類の計12種類と多彩で、いずれもレトロモダンかつ高級感のある色味となっている。色へのこだわりが強いユーザーでも充分満足できる一方、購入時に選ぶとなると大いに頭を悩まされそうだ。



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インテリアも同様に、水平基調のフォルムに丸や曲面を取り入れた、レトロモダンなテイスト。インパネとドアトリムにはステッチ風の模様、ルーフライニングにはキルティング風の模様が入っており、エクステリアに勝るとも劣らぬ高級感だ。「ハイブリッドX」と中間グレード「ハイブリッドS」はボディカラーに応じてアイボリーパールまたはネイビーパールのインパネ加飾が組み合わされ、「ハイブリッドX」はさらにシート表皮がライトグレー(他グレードはダークグレー)となり、カッパーゴールドのアクセントがドアハンドル周辺にも装着されるなど、より一層質感が高められているのも見逃せない。



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スペーシアと同様にワンタッチダブルフォールディング式リヤシートを採用しているためシートアレンジも容易で、5:5分割の背もたれを倒すだけで奥行き1275mmものフラットなラゲッジスペースが出来上がる。前後スライドも同じく5:5の左右独立式で、160mmもの調整しろを確保しているため、最前部にセットすれば後席を使用していても450mmの奥行きが確保され、ショッピングバスケットも積載可能だ。



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先進の快適&安全装備もぬかりなし

スズキのADAS(先進運転支援システム)「スズキセーフティサポート」も機能が充実している。



デュアルカメラブレーキサポート、誤発進抑制機能、後退時ブレーキサポート、リヤパーキングセンサー、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシスト、エマージェンシーストップシグナル、ヒルホールドコントロールは全車標準装備。



「ハイブリッドX」と「ハイブリッドS」にオプション設定される「セーフティプラスパッケージ」ではさらに、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールや標識認識機能、カラー式のヘッドアップディスプレイおよびマルチインフォメーションディスプレイも装着される。



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そして全車メーカーオプションの「全方位モニター用カメラ」を装着すると、スズキ初の「すれ違い支援機能」が実装される。これは、狭い道を約5km/h以下で走行中、ステレオカメラが対向車とのすれ違いを検知すると、自動でモニターに車両左側面と前方の映像を表示し、死角を減らすことで壁や対向車との接触を防いでくれる優れものだ。



走りのメカニズムに関しては、現行ハスラーと同様に、軽自動車用「ハーテクト」プラットフォームをベースとして、構造用接着剤をドア開口部やリヤホイールハウス周辺に使用してボディの連続性をアップ。ルーフパネルとルーフメンバーの接合に高減衰マスチックシーラーを用いてこもり音を低減するなど、静粛性向上策も入念に施している。



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パワートレインは全車とも、R06D型直列3気筒NA(自然吸気)エンジンとCVTとの組み合わせ。「ハイブリッドX」と「ハイブリッドS」はこれにマイルドハイブリッドを加えた仕様で、WLTCモード燃費(総合)25.1km/Lを達成している。



スズキによれば、2020年度の軽乗用車新車販売実績ベースにおいてスライドドア車が52.3%を占めているものの、スズキ自身のスライドドア車販売比率は5割に達していないという。そんな中で登場したワゴンRスマイルは、先行する強力なライバル、ダイハツ・ムーヴキャンバスと互角以上の仕上がりとなっているのか? 要注目だ!



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