この記事をまとめると
■2021年4月から黄色い破線が運用されている■意味としては「この先にはみ出し禁止がある」という注意喚起
■今後全国に広がっていくため、意味合いを覚えておきたい
2021年4月から運用されている
道路にはセンターラインなどの車線が引かれていて、色や線の種類によって走り方が決められているのは、ご存じだろう。うんちくネタとしても語られることが多い。
たとえば一番おなじみの車線は、違反に直結するはみ出し禁止の黄色(オレンジ)線だろうか。
この車線に新しいパターンが登場した。2021年の4月から運用されているもので、形は黄色の破線。

今まで、破線は白のラインしかなかったので、遭遇するとかなり面食らうが、意味としてはこの先にはみ出し禁止がありますよ、という注意喚起となる。
今後全国に広がっていくとみられる
実際に現れると、はみ出ていいものなのか猛烈に悩むというか、混乱するが、この部分では踏むのも含めてはみ出ても問題はない。
この黄色の破線をよく見ると、矢印型になっていて、なおさら知らないと意味がよくわからないのだが、この効果を逆手に取っているようにも思える。

実際、2021年1月から都内の2カ所で試験運用が行われていて、この時点で矢羽根タイプと、ドットタイプのふたつを使用。どちらもかなりの違反抑止効果を発揮しているというから、今後全国に広がっていくだろう。
ふたつのタイプ、どちらも効果が認められたのだが、塗りやすさや耐久性を考えてシンプルな矢羽根タイプがメインになるようだ。

これからは遭遇することもあるだろうが、慌てないで運転してほしい。