この記事をまとめると
■BMWが通電することでボディカラーを変化させる新テクノロジーを発表■季節によって色を変えることで室温の上昇や低下を抑える効果が期待できる
■実用化への問題点としては耐久性、耐候性、コストや、修復の難易度などが考えられる
電子ペーパーのテクノロジーをクルマに応用
今年、年明け早々にBMWが興味深い新テクノロジーを発表した。Eインク社(台湾)の電子ペーパーを使ったBMW iX Flowで、ボディ表皮に貼った極薄のフィルムに微電流を通電することでボディカラーが変わるという自動車の新テクノロジーだ。
発表は1月5日、これから3日後となる1月8日には、毎年ラスベガスで開催されるCES(コンハシューマー・エレクトロニクス・ショーの略、現在の正式名称はCES)2022で、BMW iX Flowに装着されてデモンストレーションを行っていた。
さて、BMWが出展したiX Flowは、Eインク社との開発によるボディラップ(電子ペーパーの発展型)で外観を覆い、そこに通電することでボディカラーを白から黒、あるいは黒から白へと変えるシステムとしてお披露目された。BMWは、この新技術を開発した目的として「ドライバーの美的嗜好、環境条件、あるいは機能的な要求に応じ、車両外観を変えることができ、(クルマの)新たなパーソナルライズ化を可能とするもの」とコメントしている。
ベースとなるテクノロジーは電気泳動で、考え方は荷電粒子あるいは分子が電界中を移動する現象を利用したもので、表示内容を電気的に書き換えることができる電子ペーパー自体は、1970年代にその原型が完成している。要するに、ボディカラーを任意で変えることができる新技術だが、BMW iX Flowで示された変化は白から黒、黒から白へというものだった。基本的には光の反射を利用するシステムのため、他の色の表示も可能だと考えられるが、この点に関しては説明がなかった。
季節にあわせてボディカラーをチェンジ
当面、白から黒、黒から白へと変化させることができる恩恵は、ファッション的な効果を別にすれば、暑い夏場は白色として室内温度の上昇を防ぎ、逆に寒い冬場に黒として太陽光線を吸収し、室内温度を高める効果などが期待できる。
また、表示色に自由度があれば、視認性の悪い状況(雨、雪、霧など)では明るいボディカラーとして周囲からの視認性を高める利用法などが考えられる。もちろん、自由にボディカラーの設定ができれば、クルマの使用目的(公的/私的、冠婚葬祭など)が幅広くなるといった利点も考えられる。
もし、現時点で実用化に際して考えられる問題点があるとすれば、ボディ表皮に貼る電子ペーパー(ボディラップ)の耐久性、耐候性、装着にあたってのコストや、ボディ表皮を損傷した場合の修復の難易度などだろうか。
1台のクルマでボディカラーを任意に変えることができれば、クルマの楽しみ方がより幅広くなることは確実である。

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