この記事をまとめると
■個性派な軽自動車を3台厳選して紹介■個性派すぎる故に販売台数は少なめでレアな存在となっている
■クルマ好きであれば1度所有してみるのも悪くないだろう
いま見ると小さな新型ステップワゴンに見えなくもない!?
クルマ好きをこじらせてくると「人と同じクルマには乗りたくない!」という気持ちが出てくるもの。といっても、大量生産の工業製品であるクルマにおいて自分だけの1台を作ってもらうには、大富豪になるほか道はない。
現実的なラインとしては、旧車や正規輸入されていない海外のレア車などに行きつくのだが、こちらはこちらで部品の問題や費用の問題が発生してしまう。
ホンダ・ザッツ
2002年に登場したザッツは、3代目ライフのプラットフォームを流用して誕生したトールワゴンタイプの軽自動車。ライフがワゴンRやムーヴに対抗する実用車として人気を博していたため、若い世代に雑貨感覚で使ってもらえるようにと、立方体をイメージした四角いボディを持っていた。
そんなザッツの最大の特徴は、「ポップカラー・コンポーネント」と呼ばれるメーカーオプションのボディカラーだ。サテンシルバーメタリックのボディをベースに、前後のバンパーとサイドステップを7色用意された別カラーにするという個性の強いもので、用意される色もパステル系のカラーが中心となっていた。
一歩間違えれば“ネットオークションで色違いのバンパーを買ってきてそのまま装着してしまった仕様“とも思われてしまいそうだが、さらに色を追加して「ハレキン仕様」にしてみるのも面白いかもしれない。
コストをかけて開発したこだわりの思想は受け入れられなかった
スズキ・セルボ(5代目)
もともとはスズキの軽スペシャリティーカー、フロンテクーペの550cc版として登場したセルボ。2代目からはアルト系のコンポーネンツを流用しながらも、より上級なキャラクターを持ったモデルとして販売が続けられていたが、1998年に一旦販売を終了。そして8年ぶりに復活したのが5代目セルボとなる。
この5代目モデルは、ワンモーションフォルムのエクステリアが特徴的で、スペシャリティカーとしてかなり上質な仕立てとなっていた。また、登場からおよそ1年後には、直噴ターボエンジン+7速MTモード付CVTを搭載したスポーツグレード「SR」を追加。
この直噴ターボとCVTという組み合わせは軽自動車初となるもので、その革新的なパワートレインが影響してか、かの有名な「グランツーリスモ6」にも収録されている。ただ、時代はハイトワゴンに人気が移行しつつある中であり、軽のスペシャリティカーというジャンルは、当時のユーザーにはそこまで響かなかったようだ。
ダイハツ・ハイゼットキャディー
ハイゼットといえば昨年12月にバンがフルモデルチェンジを果たした、ダイハツを代表する商用車だ。
一目見れば分かる人も多いと思うが、ダイハツのスーパートールワゴンのウェイクがベースとなった商用車であり、FFレイアウトで乗用車的な運転感覚が可能という点がウリだった。
しかし、荷室スペースを求めるためか、リヤシートが存在しない完全な2シーターとなっており、それでいて価格は比較的高めということもあって販売は低迷。
モデル末期には月販数十台ということも珍しくない状態となっており、レア度は今後高くなりそうだ。

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