一方、小川市長は14日、15日に市民と対話集会を開催。続投に理解を求め、仮に市長選となった場合も「再出馬する」と市長継続への責任感を強調した。両陣営の駆け引きがいよいよ激しさを増す中で、5期19年千葉・鎌ケ谷市長を務めた清水聖士氏は、「辞職は回避できる」とし、小川市長続投のシナリオをシミュレートした。
不信任決議案を左右する「4人」
「今回、小川市長に辞職を要求している7会派は27日の市議会定例会初日に不信任決議案を提出する方針と報じられていますが、その方針が最終決定されたのかはまだ分かりません。仮に不信任決議案が市議会に提出された場合、出席議員の3/4以上の賛成で可決されます。前橋市議会は定数38ですから29人の賛成で可決されます。不信任決議案を提出するとされている7会派の人数を合計すると全員で32人。順当なら可決されることになります」
市議会、県知事、そして一部市民ら、小川市長の辞職を求める層は、厚みを増しているようにもみえる。少なくともこのままいけば、不信任決議案が可決されることが確実と考えられる。だが、清水氏は、小川市長がこの流れにあらがうことは必ずしも不可能ではないと指摘する。
「数字の上では厳しい情勢です。しかし、32人という人数から4人を切り崩すとみれば、必ずしも不可能ではないような気もします。
私が考えるに、ここはもう一度7つの会派それぞれと個別に腹を割って話し合いをすべきだと思います。その際、不信任案決議が可決されたら議会を解散するつもりだということを各会派にきちんと伝えるべきだと思います。
前橋市議会は今年の2月に選挙が行われたばかり。ですので、ここでまた選挙になるのを望まない議員はある程度いると思います。そういった議員が4人、不信任決議案に賛成しなければ、可決を避けることができます」
32人を束でみれば、小川市長にとっては大きな抵抗勢力となる。だが、個々に目を向ければ、いろいろな事情・考え方もあり、選挙を望まない議員もいる。たとえば10人となれば難しいとしても、4人なら可能性はある。それが清水氏が授ける策のポイントだ。
難攻不落の壁突破に必要な「大義名分」
ただし、腹を割って話すだけでは難しいとも指摘する。不信任決議案に賛成しないという行動について十分な根拠を示すことが不可欠だと清水氏は続ける。「単に話し合って理解してもらうだけでは、やはり不十分です。賛成しないことの大義名分を与えなければ、簡単には首を縦には振ってはもらえないでしょう。
従来の小川市長の方針である報酬の5割削減ということではなく8割、9割、削減するとか、そういった、さらに自らを厳しく律する方針を新たに示すべきだと考えます。
議員側も、『小川市長がそこまで言うのなら』という方針転換の口実が必要です。市民に対する説得力としても有効になり得るでしょう。
もし、不信任決議案が28人以下の賛成となって否決されてしまえば、もうこれで市長を辞めなければならない法的義務からは解放されます。おそらくこれで今回の任期は全うできるのではないかと考えます。もうラブホテルには行かないでしょう。
残された3年の間に給食費の無償化に続く素晴らしい実績を成し遂げ、いい仕事をすれば、その次の市長選挙ではかなり有望ではないかと考えます」
現在、市民と対話をし、続投に理解を求めている小川市長。次は議員との腹を割った話し合いによって続投を容認してもらう。この策がうまくいけば、まさに小川市長の思い描く、市長としての理想にまい進できる――。
不信任決議案が可決されたらどうなる?
では、この作戦が功奏しなかった場合、どうなるのか…。 不信任決議案が可決され、市長は議会解散か辞職の決断を迫られる。「前述の通り、各会派に議会は解散すると伝えているわけですから、宣言通り、議会は解散すべきです。
その理由は2つです。ひとつは2つの選挙を同時に行うことで、市議会議員選挙を単独に行った場合の莫大(ばくだい)な経費が大幅に削減できること。もうひとつは伊東市のように『無駄な市議会議員選挙に6300万円も費やした』という批判から逃れられることです。
さらにいえば、もし市長選挙が単独で行われた場合には市議会議員は自由に活動できるわけですから、不信任決議案に賛成した議員は全力で小川市長以外の候補を推すことになると思われます。
しかし、同日選挙となれば市議会議員も自分の当選に必死ですから、小川氏の対抗馬への応援はそこまでできないと思います。これで小川市長の勝ち目も少し増えるというわけです。
不信任決議案が可決された場合はこうやって同日選挙(※)に持ち込むことが、小川市長に残された最善の策になると思います」
※同一選挙区の2つ以上の選挙を同じ日に行うもの。選挙にかかる経費はその大半が開票に携わる公務員(今回は前橋市役所職員)の人件費であるため、職員の出勤日を1日のみとすることで、かかる経費の大半を節約できる
自身も市長時代、怪文書や経歴詐称疑惑に巻き込まれながら、豊富な知見と巧みな戦略で切り抜けてきた経験を持つ清水氏。苦しい状況が続く小川市長の耳に、“先輩”の助言が届くとすれば、どんな風に捉えられるのだろうか。
<清水聖士(しみず・きよし)>
1960年、広島県生まれ。麗澤大学客員教授。

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