参議院選挙から一夜明けた21日、参政党の神谷代表をたずねました。
(大石邦彦アンカーマン)「ここまでの大躍進は想定していた?」
(神谷宗弊代表)「していませんでした」
(大石)
「公示前夜、神谷さんに電話をしました。
(神谷代表)
「受け皿となる組織が全国287支部あって、候補者も45人いる。党員が3年かけてコツコツ積み上げたものがベースにあったことが一番」

東海地方の隅々までポスターが貼られていたように、参政党は2022年以降、全国に政党支部を作り着実に地盤固めを進めました。
(神谷代表)
「『ネットでやった方がいいんじゃないか』『目立つことをやった方がいいんじゃないか』との声もあったが、私は風に頼る選挙はダメだと。着実に信頼を積み上げていくことをやろうと」
気になるのは今後の動きですが、ズバリ。
自公連立?野党連携? 消費税減税はどうなる?
(大石)「自公との連立はない?」
(神谷代表)「考えていません」
(大石)「野党との連携は?」
(神谷代表)「野党も自公と一緒で、政策でいいところは我々の票を賛成して乗せていく。政策次第だと思う」

では、公約として掲げてきた「消費税減税」については…
(大石)「野党が一枚岩になれば消費税減税できる?」
(神谷代表)「できますね、やりたいと思います。ただ食品だけゼロは飲食店業界にダメージになるので『●●だけ』はやめてほしい。インボイスを廃止して一律下げるなら、仮に5%でなくても我々は乗れると思うが、食品だけ1年間(減税)はかえって経済が混乱する」
(大石)「立憲民主が食品だけゼロ。ここは相容れない?」
(神谷代表)「相容れない。むしろ選挙で批判してきたので」

「何とか交渉して減税に…」
(大石)「そうすると野党はバラバラ。結局給付も減税もない、物価高にさらされたままになるのでは?」
(神谷代表)「そこなんです。民意は『一律減税』。
(大石)「今回の参院選で多くの民意を得ました。民意は絶対に裏切らないで」(神谷代表)「そうですね。裏切るようなら私も辞めないといけないと思っているので」
