異例の暑さが続くことしの夏。きょう、長久手市立北小学校に設置された自動販売機には、スポーツドリンクのほか水やお茶などが並んでいます。
過酷な暑さが予想されたことから、ことし6月の時点で市が導入を決めました。市内全ての公立小学校の敷地内に自動販売機が設置されるのは、愛知県では初めてです。

(長久手市教育委員会 福岡和指導室長)
Q.なぜ設置?
「帰りになると『水筒が空っぽ』という子が、どの学校も多くて補充できる何かがあったらということで、販売機の導入に至りました」
Q.ことし設置した理由は?
「暑さが尋常ではなかったので、早急に対応が必要ではないかと」

「まさかできるとは!」
子どもたちの反応は…
(児童)
Q.聞いた時どう思った?
「まさかできると思いませんでした」
「便利になったな」
「熱中症対策ができていいと思いました」
熱中症防対策に欠かせない水分補給。水道水が苦手な児童も増えている上、手軽にミネラル補給ができるスポーツドリンクは、強い味方になります。
自動販売機を提供したのは、健康づくりや災害時のために長久手市と包括連携協定を結ぶ大塚製薬。自動販売機の飲み物は、災害時の備蓄にもなります。
一方で、児童がお金を持ってくることを心配する声もあったそうですが。

(福岡指導室長)
Q.子どもたちのお金の管理は?
「一番高いものが200円なので、200円を上限にルールを決めて持ってくることにした」
家から水筒などを持参するのが原則ですが、各学校でルールを決め、お金の管理を学ぶ機会にもしたいということです。子どもたちはさっそく冷たいドリンクを勢いよく飲み、首元を冷やす姿も。

(児童)
Q.おいしい?
「暑い日はこれですね」
Q.自販機できてうれしい?
「うれしい」





