記録的な大雨で270台以上の車に被害が出た、三重県四日市市の地下駐車場で、出入り口の止水板が大雨の前から故障していたことが分かりました。
四日市市の中心部にある地下駐車場「くすの木パーキング」には、今月12日の記録的な大雨で大量の水が流れ込み、合わせて274台の車に浸水や水没などの被害がでました。

駐車場には車の出入り口が3か所あり、雨などによる浸水を防ぐ電動式の「止水板」が設置されていましたが、そのうち2か所は大雨の前から故障していたということです。
また、国土交通省は市などと連携して有識者委員会を設置し、雨水の流入防止の対策強化などについて検討するとしています。
大雨からきょうで1週間ですが、市内では少なくとも約3300軒で浸水被害が確認されています。









