三重県の女性が高校時代に受けた性被害「デートDV」。いじめ重大事態と認定されながら、それ以上の対応をしない学校。
(大石邦彦アンカーマン 2023年)
「その人とはどういう関係だった?」
(女性 当時10代)
「もともとは同意の上でお付き合いしていたんですけど、1か月くらい経ってから様子がおかしくなっていって…」
交際相手からの暴力、いわゆる「デートDV」の実態を訴える三重県の女性。いまから4年前の高校3年生のとき、交際していた同級生の男子生徒から性被害を受けました。
「だんだん『やめて』と言えなくなって、従ってしまった」
(女性 当時10代)
「最初は『嫌だからやめて』っていう感じで言っていたんですけど、日に日に怖い気持ちが増してきて…」
「頻繁に力比べみたいなことをされていて『お前は力が弱い。俺は力があるんだぞ』と、頻繁に言われたりとかもしていたので、何かあったら殺されるんじゃないかとか、そういう恐怖もあって。だんだん『やめて』と言えなくなって、従ってしまった」
付き合い始めて1か月が経った頃、近所の公園に呼び出され、被害に遭いました。
公衆トイレや公園のベンチなどで被害に
(女性の母親 去年12月)
「ここです」
(大石)
「公衆トイレですね、ここに扉があるわけでもなく…」
(女性の母親)
「全部脱がされて急に襲われたって。怖かっただろうし…助けてあげられなかったので、申し訳ないなというか、逃げることもできなかったでしょうし」
被害を受けた現場は、公衆トイレや公園のベンチなどで4か月の間に20回以上、性行為を強要され、学校内でも起きていたと言います。
グループLINEで行為中の女性を拡散
さらに、男子生徒は、行為中の女性の様子や、次に会う日程をグループLINEで友人に拡散していました。
(女性 当時10代)
「私も知っている同級生を呼んで、なんかすごく笑ってるというか楽しそうというか。
被害から3年後「いじめ重大事態」に認定
(大石)
「三重県四日市市に来ています。当時女性が通っていたのが、私立暁高等学校です。性被害を受けた場所が学校の教室などもあったため、重く見た第三者委員会はいじめ重大事態に認定しました」
娘から話を聞いた両親は、学校に対し調査を求めていましたが「あくまで生徒間の男女問題」と当初は取り合ってもらえませんでした。しかし、第三者委員会の調査の結果、被害から3年経った去年「いじめ重大事態」に認定されました。
報告書には「通常望まない、人の出入りがある場所で性行為が行われ、被害女性の心理的負担になった」と記載されていますが、学校側はそれ以上何の対応もしていません。
(大石)
「学校側に取材を申し込んだところ『現時点では県が再調査に向け動いている段階なのでコメントできない』というコメントがありました。加害男性、学校側からも未だ謝罪はないということです」
また警察は「明確に否定していないなら合意したことになる」「仕返しのおそれもある」などとして、被害届を受理しなかったといいます。
この件に関し取材を申し込んだところ「被害届を受理しているかも含め、個別の事案に対してはコメントは差し控える」との回答でした。
現在、検察が刑事告訴を受理し、捜査が行われているといいます。
女性が受けた性被害 法の裁きは?
DV問題に詳しい堀江哲史弁護士は…
(大石)
「今回の事案は犯罪として成立する?」
(ミッレ・フォーリエ法律事務所 堀江哲史弁護士)
「事件当時の法律で言えば『強制性交等罪』か『準強制性交等罪』になる。(2023年に)法改正で不同意性交等罪ができて、同意の有無に着目されるようになったが、事件当時はその法律がなく、暴力や脅迫により抵抗できなかったかを証明するハードルが高い」
不同意の性交については、つい最近まで日本では「明確な拒否」がなければ立証されないとして、加害者の無罪判決が続き、それに抗議するフラワーデモが2019年に全国に拡大。
それを機に2023年、刑法改正が行われ、女性が置かれていたような拒否できない精神的状態でも罪に問えることになりました。
しかし、女性のケースは法改正前の出来事で、前の基準で罪に問うかどうかが判断されます。
(堀江弁護士)
「(警察に)カップル間のトラブルではなく、犯罪なんだって認定してほしかったんだと思う。
「『刺された お腹が痛い』とワーッとなったり…」
被害を受ける前は、元気で前向きな性格だった女性。現在、就職活動中の大学3年生ですが、被害から4年が経った今も、PTSDに悩まされています。
(女性の母親)
「つい先日も、泣きながら私のところにきて『刺された 刺された お腹が痛い』って言ってワーッとなったり。実際刺されているわけではないですが、夢を見て追いかけられて刺されて、しばらく体が実際に痛いって言い出したりとか。フラッシュバックするような感じで、少し元気にしていたかなと思うとそういう状態になったり、急に食べられなくなったり眠れなくなったり」
被害女性が学校の設置した第三者委員会に宛てた手紙には、こう記されていました。
「私は公の機関なら当然助けてくれるだろうと思っていましたが、これが大人のすることなのか…と社会に絶望しました。誰のことも信用できません。こんな大人にはなりたくないと強く思います」
父親と母親の2人は、2月25日に記者会見を開き、男性や高校などに損害賠償を求め提訴する方針を明らかにしました。
この悲惨な出来事が「過ぎたこと」として片付けてはならないのは、いうまでもありません。

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