産業廃棄物処理大手のミダックホールディングスは、関東エリア拡大戦略の一環として、千葉県富津市で管理型最終処分場を運営する大平興産(東京都千代田区)を傘下に収める。大平興産は1971年設立で、独自の処理技術を活用した環境配慮型の処理場運営が特徴。

1997年に産廃処理業者として国内初の環境国際規格「ISO14001」を取得した。同社は売上高14億6000万円、営業利益2億5800万円、純資産56億5000万円(2024年6月期)。

取得価額は約1億円。取得予定日は2025年4月14日。ミダックホールディングスは今後も関東地域での成長投資を加速させる方針で、長期的には大平興産の最終処分場拡張も視野に入れている。

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