FRONTEOはAI(人工知能)ソリューション事業を主力とし、その1つとして製造業を対象とした技能伝承・プロフェッショナル支援を展開する。今回子会社化するアルネッツ(横浜市)は1998年設立で、ドイツ電機大手のシーメンスが提供するローコード開発ツール「Mendix」を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)内製化支援で実績を積み、国内初の日本語によるMendix資格対策講座も手がけている。

Mendix導入先企業は製造業が中心であるため、FRONTEOが提供する技能伝承・プロフェッショナル支援ソリューション「匠KIBIT零」との親和性が高く、補完関係が見込めると判断した。

アルネッツは売上高21億4000万円、営業利益7500万円、純資産3億7100万円(2024年10月期)。

取得価額は15億7500万円。取得予定日は2025年4月30日。アルネッツの全株式を取得する。

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