検査薬大手の栄研化学は、中国の人件費や輸送費用の高騰で収益性が低下し、カントリーリスクも懸念されることから、現地完全子会社の栄研生物科技(上海市)の全株式を売却。生産を国内の野木工場に集約することで、経営効率の向上を目指す。

現在、売却に向けた交渉を進めており、契約締結後に譲渡先などを開示する

栄研中国は2004年の設立。売上高3億9600万円、営業損益△7200万円、純資産8億6700万円。(2025年3月期)

譲渡価額や譲渡価額は未定。

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