ディズニー・アニメーション・スタジオ『ビリーと魔法のはじまり』のハロウィンイベントが、10月28日に渋谷モディ1階の店頭プラザで開催。主人公とともに冒険を繰り広げる、皮肉屋だけど頼れる“魔法マスター”の三つ目の猫「ビーフ・ロジャー・クラムチャック」役の日本版声優がお披露目された。
本作の主人公ビリー・ドーは、ディズニーヒロイン史上初となる“現代の高校生”。周囲が決める“普通”に息苦しさを感じ、ルールに縛られず自分らしくいられる場所を探していた彼女は、ある日封印された魔法の力に目覚め、その力によって魔法使いたちが暮らす秘密の王国“ヘックス”へと導かれていく──。
最初にステージへ登場したのは、ビリー役の日本版声優を務める畑芽育。“空を飛ぶ魔法”の力を持つビリーのように、日本版声優の解禁時には“魔法の力で宙に浮かぶ”サプライズ演出で注目を集めた。周囲の反響について、畑は「“この映画を映画館の予告で見ていて、絶対に見に行くと決めていたから、その芽育が声優に決まって本当にうれしい”って風にたくさんの人からお祝いのメッセージもいただきましたし、登場の仕方も奇抜だったので、それもたくさんの方に反響いただきましたね」と振り返り、「家族もすごく喜んでいて、特に三つ上の姉はディズニーが大好きなのでとてもうれしがっていました。絶対一緒に本作を観に行こうと思います!」と喜びを明かした。
もふもふな三つ目の猫で、主人公ビリーに魔法やヘックスの知識を教えながら冒険を支える“魔法マスター”でもあるビーフについては、「緑色の毛と、そして三つ目という、だいぶ個性的なキャラクターにはなっているんですけど、でも本当にかわいらしくて、すごく愛くるしいキャラクターになってます」とビーフのビジュアルについて言及。「ちょっと皮肉っぽくて、意地悪な一面があるキャラクターなんですけど、でも最後にはビリーの背中を押してくれて、一緒にヘックスのことだったり、魔法のことだったりを学ばせてくれる、師匠のような、バディのようなキャラクターで、(ビリーを演じる中で)すごく素敵なコンビネーションでやらせていただきました」と魅力を熱弁した。
イベントでは、畑が魔法でビーフ役の声優を召喚するという演出が行われた。畑が魔法を使うのは前回に続いて2度目で、「前回は空を飛んでいるのでね。慣れたもんですよ! おちゃのこさいさいですよ!」と意気込んだ。ステージ上の“魔法の大釜”に向かい、劇中に登場する呪文「目指す、命じる、目覚めよ!」と叫ぶと、畑の手元から煙が噴射。
役をイメージした猫耳を付けて現れた生田は、「こんな渋谷のど真ん中でイベントをさせていただくこと、すごくうれしく思っております」と挨拶。「ハロウィンですからね、ビーフになぞらえた衣装で登場しました!」とコメントした。
ディズニーのアメリカ本社による厳正なるオーディションを経て、ビーフ・ロジャー・クラムチャック役に決定した生田。ディズニー作品へも初参加となるが、決定の知らせを受けた際の心境を「うれしかったですね。実は声優というお仕事をするのは初めてなんです。オーディションは10代のころから何度も受けてきましたが、やっぱりドキドキしますね。新しい刺激と出会いを楽しみましたし、この作品に参加できてうれしく思います」と振り返り、「ずーっと(オファーを)待っていたんですよ。誰か私を見つけてとずっと思っていたんですけど、ディズニーが見つけてくれました」とうれしそうに語った。
「生田さんの声のおかげで、ビーフがすごく魅力的なキャラクターになった」(畑)
生田は子役時代から約30年にわたり第一線で活躍し、コミカルな役からシリアスな難役まで幅広く演じ分けてきた。明るく軽快な表現から、感情を爆発させる熱量の高い演技、繊細でシリアスな表現まで自在に行き来する表現力に加え、中低音の芯のある声が、かわいらしい見た目とひねくれた言動、その奥にある優しさというビーフの多面的な魅力にぴったりであることから、今回の起用に至った。
本作の吹替演出を務めた佐々木監督は、「ビーフの皮肉屋で気難しい性格を生田さんらしさも盛り込んで、とても面白い演技でした。
生田が演じるビーフは、魔法使いのパートナーである、もふもふ猫の使い魔だ。皮肉や憎まれ口をたたきながらも、困っている相手を放っておけない面倒見の良さと優しさをもつ。ビリーに魔法やヘックスの知識を教えながら冒険を支え、彼女の家族とも不思議なつながりを持つ重要な存在だ。生田は「私が演じるビーフ役というのは、“9回目の命を全うしている”おじいちゃん猫なんです。ビリーにとってはとても頼りになる旅先案内人で、お父さん、おじいちゃんのような父性もありつつ、兄弟とかバディのような近い関係性のキャラクターだったので、ビリーに寄り添ったキャラクターを意識して楽しみながら演じさせていただきました」とビーフの魅力を熱弁した。
共演した生田について、畑は「まず、ビーフ役が生田さんであることを伺ってすごくうれしかったです。安心感もありますし、こうして声のお仕事でご一緒できて光栄でした」と喜びを明かし、「生田さんが演じたビーフの声が入ったときに、“完成したな”というか、すごくほっとした気持ちになりました。
本作は、周囲から浮いていて居場所がなかったビリーが、ヘックスで本当の自分と向き合い、世界を救う使命に悩みながらも立ち向かい、自分の居場所を見つけていく成長物語。見どころを問われた生田は、「ディズニー・アニメーションというのはいつの世の中もその時代時代を映し出してきた作品が多いと思います。今回のビリーという主人公は現代の学生なので、たくさんの方が悩んでいる部分が反映されているキャラクターなんです」と説明した。そのうえで「自分の弱さやダメなところが逆に誰かを助ける力になったりするというようなメッセージが込められている作品だと思いますので、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです。家族のお話でもあるので、ぜひファミリーでも楽しい映画体験をしていただけたらと思います」と呼びかけた。
畑は「全部言ってくれました(笑)」と会場を和ませつつ、「本作はビリーの成長物語でもあるし、彼女を取り巻く周りの人たちとの友情や愛情と隠された関係性なども楽しめる作品なので、ぜひ劇場でご覧いただきたいです」とアピールした。
最後にファンへ向けて、生田は「公開されたら絶対初日に観にいこうと思っていた映画に参加できてうれしく思います。ビリー役の畑さんが素敵な演技をされているので、新ヒロインのビリーをぜひ楽しんでいただければと思います」と呼びかけ、畑も「生田さんをはじめ、続々と豪華なゲストが発表されますので、公開までぜひ楽しみにしていてください」と作品への思いを明かした。
イベントでは、ビリーが森の中の家に住むビーフと出会い、ともに冒険をすることになるやり取りを切り取った特別映像も解禁された。ヘックスをさまよう中で網に引っかかり、身動きが取れなくなってしまったビリーに、ビーフがゆっくりと近づく。「何者なのか知らないが、出て行けというまでに出て行け」と低い声で問いかけた次の瞬間、「さあ出ていけぇーーっ!」と金切り声をあげて絶叫する。
ぶっきらぼうでありながらユーモアのある側面を持つビーフの魅力を、幅広い役柄を演じてきた生田が声の高低を駆使して演じている。「さあ、いくぞ」とビリーに声をかけ、ともに冒険へ旅立つ姿からは、皮肉屋の面がありながらも、困っている相手を放っておけないギャップのある一面もうかがえる。
映画『ビリーと魔法のはじまり』特別映像
<作品情報>
『ビリーと魔法のはじまり』
12月4日(金)公開
公式サイト:
https://www.disney.co.jp/movie/billie
(C)2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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