森新太郎が演出を手がけ、内野聖陽が主演を務める『リア王 -KING LEAR-』が、9月21日(月・祝)から10月4日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスで上演される。この度、関連企画として全3回シリーズのトークイベント『「私たちのリア王」~「リア王」がいま問いかけること~』の開催が決定。
ウィリアム・シェイクスピアの名作悲劇として知られる『リア王』。絶対権力者の老王が全てを失い転落するさまを描くこの作品には、「老い」「権力の継承」「家族間の相続争い」といった現代社会にも通じる深刻な課題が込められており、近年日本での上演頻度が著しく増している。今回のシリーズトークは、現代社会との関連からこの作品を多角的に読み解くことを目的とし、3回それぞれに異なるテーマを設定。そのテーマと深い関わりを持つゲストを招いて開催される。
第1回は「老い」をテーマに実施。圧倒的な強者であったリアが老いて衰え、判断を誤って全てを失っていく姿に重ね、“老い”と向き合いながら創作を続けるふたりのアーティストを招く。劇作家・演出家・俳優・介護福祉士という多彩な肩書きを持ち、「老いと演劇」OiBokkeShiの主宰者でもある菅原直樹と、2013年ごろから自身の父母を被写体として家庭内介護の様子を記録し始め、2017年に『ぼけますから、よろしくお願いします~私の撮った母の認知症』がテレビ放映されたドキュメンタリー映像ディレクター・信友直子が登壇する。
第2回は「独裁者の行く末」をテーマに行われる。独裁者が世界に存在し続ける理由、その力が陰るときに国には何が起こるのかを、東京大学名誉教授でKawai Project代表の河合祥一郎と、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授の三牧聖子がリアを例に引きつつ論じる。
そして第3回のテーマは「家の継承」。領土と権力を3人の娘に分け与えることに失敗し、家の断絶を招いたリアの姿を軸に、伝統の家業を継ぎ、時代に応じて発展させてきたふたりの経営者が体験談を交えて語る。
いずれの回も司会を演劇ジャーナリストの山口宏子が担当。館内のカフェ・デザールによる作品特製スペシャルドリンク等とともにイベントを楽しむことができる。シリーズトークのチケットは現在発売中だ。
<イベント情報>
『私たちのリア王』~『リア王』がいま問いかけること~
2026年9月22日(火・祝)・23日(水・祝)・10月1日(木)
各回18:00(受付開始17:30)※約90分予定
会場:東京芸術劇場 プレイハウス ロビー(2F)
第1回:テーマ「老い」
ゲスト:菅原直樹、信友直子
第2回:テーマ「独裁者の行く末」
ゲスト:河合祥一郎、三牧聖子
第3回:テーマ「家の継承」
ゲスト:金井勇一郎、尾畑留美子
詳細ページ:
https://www.geigeki.jp/performance/theater407-t407-1/

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