
上映中の映画『サユリ』より、メイキング画像が公開された。
本作は、漫画家・押切蓮介の人気ホラー漫画を、『貞子 vs 伽椰子』などの白石晃士監督が実写映画化した作品。

累計20万部を突破しているホラー漫画『サユリ 完全版』(幻冬舎コミックス)を原作に描かれているが、映画オリジナルの展開も話題になっている。原作では髪の長い幼い少女の霊として描かれている“サユリ”。これまでの“J ホラー幽霊”のイメージだが、今回の実写映画では姿形を変えてサユリが登場する。白石監督は「J ホラーの定番から変えたかった」と語っており、そのひとつがこのサユリのビジュアルだ。

さらに、原作では描かれていないサユリの背景も、今作の見どころのひとつとなっている。映画オリジナルの要素について白石は、「映画版のサユリのビジュアルを原作に準じると、髪の長い貞子の少女版に近くなってしまう気がしたんです。サユリはどうしてこのような存在になってしまったのかを考え、幼少期のサユリのエピソードに辿り着いた結果、ビジュアルも変えることにしました」と言及。この点について、原作者の押切は「全然、違和感はなかったです。そこに関しては自由にやってもらいました」と絶大な信頼を寄せる。サユリの背景に関しては「涙腺ポイントでしたね。
<作品情報>
『サユリ』
公開中
公式サイト:
https://sayuri-movie.jp/
(C)2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス