アクション時代活劇、いのうえ歌舞伎『天號星』がついに開幕!豪華キャスト陣によるコメントも
2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より 左から)古田新太、早乙女太一 撮影:田中亜紀

9月14日(木)より、東京・THEATER MILANO-Zaにて、2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演、いのうえ歌舞伎『天號星』がいよいよ開幕する。



劇団☆新感線は、かつて新宿・歌舞伎町のど真ん中、新宿コマ劇場の地下にあったシアターアプルで数多くの作品を上演し、2008年には商業演劇の殿堂・新宿コマ劇場にて『五右衛門ロック』を上演。

今年新たに誕生したTHEATER MILANO-Zaにて15年ぶりに、ホームタウンである歌舞伎町に舞い戻る。



最新作となる本作『天號星』は、座付き作家・中島かずきによる新作公演。江戸の町を舞台に、“あっ”と驚く<入れ替わり>の物語が繰り広げられる。裏稼業に生きる人々の人情劇と奇想天外な“かずき節”が唸る今作は、主宰・いのうえひでのりによる、ケレン味のある立ち回りたっぷりの王道「いのうえ歌舞伎」に、江戸情緒あふれる「池波正太郎風エッセンス」が加わる。



主演を務めるのは劇団☆新感線の看板俳優・古田新太。世のため人のため、生きていてはならない輩に引導を渡す、引導屋の主人・藤壺屋半兵衛〈ふじつぼや はんべえ〉を演じる。



アクション時代活劇、いのうえ歌舞伎『天號星』がついに開幕!豪華キャスト陣によるコメントも

2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より 古田新太  撮影:田中亜紀

共演には、もはや準劇団員といっても過言ではない早乙女太一、早乙女友貴。半兵衛とひょんなことから中身が入れ替わってしまう冷酷無比なはぐれ殺し屋・宵闇銀次〈よいやみ ぎんじ〉を太一が、銀次の宿敵で荒くれ者の人斬り朝吉〈ひときり あさきち〉を友貴が演じる。古田×早乙女兄弟の奇想天外チャンバラ時代劇に、注目せざるを得ない。



アクション時代活劇、いのうえ歌舞伎『天號星』がついに開幕!豪華キャスト陣によるコメントも

2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より 早乙女太一  撮影:田中亜紀
アクション時代活劇、いのうえ歌舞伎『天號星』がついに開幕!豪華キャスト陣によるコメントも

2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より 早乙女友貴  撮影:田中亜紀

さらに、主演舞台や大河ドラマへの出演で演技派として注目されるアイドルグループ乃木坂46の久保史緒里、幼少期から中国武術に親しみ数々の話題作で度肝を抜くアクションを披露する山本千尋、そして新感線最多の出演歴を誇る池田成志。高田聖子、粟根まことを始めとする平均年齢50代のお馴染み劇団員たちも揃い踏み、豪華キャストの結集となっている。



アクション時代活劇、いのうえ歌舞伎『天號星』がついに開幕!豪華キャスト陣によるコメントも

2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より  撮影:田中亜紀
アクション時代活劇、いのうえ歌舞伎『天號星』がついに開幕!豪華キャスト陣によるコメントも

2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より  撮影:田中亜紀
アクション時代活劇、いのうえ歌舞伎『天號星』がついに開幕!豪華キャスト陣によるコメントも

2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より  撮影:田中亜紀
アクション時代活劇、いのうえ歌舞伎『天號星』がついに開幕!豪華キャスト陣によるコメントも

2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』より  撮影:田中亜紀

疾風迅雷の如く繰り広げられるアクションと愉快痛快なストーリー。

これまでの「いのうえ歌舞伎」とは一味違う新感線流時代活劇の誕生を、ぜひその身をもって体感していただきたい。



【あらすじ】
元禄、大江戸八百八町――。
口入れ屋の藤壺屋主人・半兵衛(古田新太)は、裏で世のため人のため、悪党を始末する〝引導屋〟の元締めとして知られている。だが、実のところは顔の怖さを買われただけの、気弱で温厚、虫も殺せぬ置きもの。表も裏も、真の元締めは女房のお伊勢なのだった。
あるとき、金さえ積めば誰彼かまわず斬り殺す〝狂犬〟こと、はぐれ殺し屋の宵闇銀次(早乙女太一)が現れる。

引導屋を潰し、裏稼業の独占を目論む黒刃組に依頼され、半兵衛を待ち伏せして斬ろうとする銀次。だがその瞬間、天號星の災いか、激しい落雷の中、半兵衛と銀次の身体が入れ替わってしまう。
そこへ銀次を追って上州から人斬り朝吉(早乙女友貴)がやってくる。朝吉は「銀次の首は自分がもらう」と言い始め、銀次の身体に入った半兵衛は、命からがら逃げ出すはめに。一方、半兵衛の身体に入ったものの、引導屋の主人とは名ばかりと知って失望する銀次。だが自らの野望を叶えるため、この身体を利用することを思いつく……。
天號星に翻弄されながら、己を生きようとする二人。その運命が交差する先にあるのは果たして――!

【作:中島かずきコメント】
久しぶりに立ち回り満載の芝居が幕を開けます。
早乙女兄弟に山本千尋さんを加えた最速の殺陣に、老獪古田新太がどういう手で立ち向かうか。久保史緒里さんの涼やかな存在がそこにどう絡むか。池田成志くんがどれだけ悪く振る舞ってくれるか。太一、古田の入れ替わり表現はどうなっているか。
脇を固める劇団員がどれだけ胡散臭く、時にまっとうに江戸の人々を描き出すか。楽しみはつきません。
新感線流江戸の闇稼業の物語、ご堪能下さい。

【演出:いのうえひでのりコメント】
今回は久しぶりにずっとチャンバラをやってます。ただ、昔と違うのは、やみくもに戦うのではなく、我々もキャリアを重ねてちゃんと意味のある立ち回りを作れていると思います。
出演者に関しては、古田はいつも通り(笑)。
太一は、これまで新感線で演じてきたクールで闇を背負った役とは違う、あまり見たことがないお芝居を観せれるのではないかと。友貴は脚本では殺人マシーンの役ですが、本人は愛嬌があって可愛らしいので、そこを活かした憎めない感じになっていますね。久保さんは、ゴシックメタル調の曲を歌うんだけど、彼女の持つアイドルの雰囲気が相まって凄く良いです。山本さんは、昨年の大河ドラマで披露したアクションで期待が膨らむと思いますが、そこにはバッチリ応えて誰よりも一番戦ってくれています。そして成志さんは、怪我がないように気を付けて欲しいです(笑)。
この作品はテレビ時代劇へのオマージュ度が高く、いろんな要素がたくさん出てきます。そういった要素をこれまではネタものとしてやってきたので、その引力に引っ張られないように(笑)、時代劇のセオリーに則った芝居をきっちり届けたいです。そして、THEATER MILANO-Zaの特徴を活かして、シンプルなセットだけど背景をガンガン変えて、客席も多用してお客様に楽しんでいただく趣向を凝らしています。コンパクトで疾走感のあるスカッとするお芝居になっているので、ご期待ください!

【古田新太コメント】
いよいよ開幕しますが、怪我しないよう頑張ります。
稽古場で、(久保)しーちゃんがキーホルダーとホヤのおつまみをくれたことが嬉しかったですね(笑)。
とにかく今回の芝居ではチャンバラばっかりやっています。みんな頑張ってるので、大目に見てください!
【共通質問:もし本当に誰かと入れ替わることが出来るなら、誰と入れ替わりたい?】
古田のままでいいです。

【早乙女太一コメント】
今回の劇場は舞台との距離が近く、こんなに間近で新感線の舞台を感じれるのも滅多に無いと思います。色とりどりのアクションなど、とにかく楽しんで頂けるお芝居になっています。期待していてください。
【共通質問】
入れ替わるなら今回の友貴です。今回あいつは楽してます。化粧前が隣ですが、汗だくの僕の横に涼しげに友貴が座ってます。楽してます。入れ替わりたいです。

【早乙女友貴コメント】
いつも見ている新感線ファンの人達はたまらないんじゃないかなぁ。と思ってます。本格時代劇なのでカッコいいの要素はもちろんあるけども、ちゃんとふざけて遊んでる。その真剣さと軽妙さの絶妙なバランスが新感線の楽しいところ。しかも今回はいつもと殺陣色が違うというか。なので僕自身も稽古しながらワクワクしましたし、色んな種類の殺陣も観れるので新感線初めての人も時代劇見たことない人もワクワクするんじゃないかなと思います。あと、古田さんが思った以上に戦ってます、見どころです(笑)。
新感線は、老若男女問わず、多くの人々に楽しんでもらえる舞台なので是非、直接感じて、僕たちがカッコつけてふざけてるのを是非お友達連れて見にきてください。
【共通質問】
間違いなく「孫悟空」ですね(笑)。強くてバカでカッコよくて、空も飛べて、一番は瞬間移動できるから(笑)。



2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』は、東京公演が9月14日(木)から10月21日(土)までTHEATER MILANO-Zaにて、大阪公演が11月1日(水)から20日(月) までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。



<公演情報>
2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』



作:中島かずき
演出:いのうえひでのり



【出演】
古田新太 早乙女太一 早乙女友貴
久保史緒里 高田聖子 粟根まこと 山本千尋/池田成志



右近健一 河野まさと 逆木圭一郎 村木よし子 インディ高橋
山本カナコ 礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 保坂エマ
村木 仁 川原正嗣 武田浩二



藤家 剛 川島弘之 菊地雄人 あきつ来野良 藤田修平 紀國谷亮輔 寺田遥平 伊藤天馬
米花剛史 武市悠資 山崎朱菜 本田桜子 古見時夢



【東京公演】
9月14日(木) ~10月21日(土) THEATER MILANO-Za



【大阪公演】
11月1日(水) ~20日(月) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール



チケット情報はこちら:
https://w.pia.jp/t/tengohsei/



公式サイト:
http://www.vi-shinkansen.co.jp/tengohsei/