
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』の主題歌を歌うあいみょんが、ドラえもんと一緒に今作のモデルとなったイタリア・ローマを回るキャンペーンを実施した。
ドラえもんたちがひみつ道具“はいりこみライト”を使い、絵の中に広がる壮大な中世ヨーロッパの世界で大冒険を繰り広げる本作。

『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』 (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025
今回のイベントのために、人生初のヨーロッパを訪れたあいみょん。“アートリア公国”のモデルとなったイタリアの街並みを肌で感じるべく、「ワールドプレミア in イタリア」の前日、2月22日にドラえもんと時間の許す限りローマの名所を散策した。
「人生初のイタリアにやってきました! 今日は1日ドラちゃんと一緒にイタリアをぐるぐる回るので、全力で楽しみたいと思います。街行く人にドラえもんをアピールしたいです!」と意気込むあいみょん。散策の始めに「イタリア滞在中に挑戦したいこと・叶えたい目標」を訪ねると、「トレヴィの泉でコイン投げに挑戦したいです!」と、コインを投げるジェスチャーをしながら、意気揚々と目標を掲げた。

ボルゲーゼ美術館前にて
まずは、今作のタイトル“絵世界物語”にちなみ、美術館で中世ヨーロッパの絵を楽しむべく、ボルゲーゼ美術館からスタート。ボルゲーゼ美術館は、ローマの中ではバチカン美術館と並ぶ有名な美術館であり、館内には17世紀の美術品が多く展示されている。館内に入るなり「おぉ~……」と思わず感動の声がもれてしまうあいみょん。実は美術館が大好きで、普段からよく訪れるそう。「ヨーロッパといえばアートの国だと思うので、本場の美術館に来られて嬉しいです。
途中、絵画が飾られた部屋全体をぐるっと見わたしながら「天井まで絵が描かれていてすごい! 馬が空を飛んでいたり……少しふしぎ感、“SF”感がありますよね」と、ドラえもんになぞらえレポート。さらに、館内を奥へ奥へと進むと、見覚えのある壁のお部屋に到着。「アートリア城の絵画が飾られているお部屋に似てる!(絵が飾られていない壁を見て)映画にも登場する絵画泥棒の仕業……!?」と、本編に重ね合わせ大興奮。「昔の絵がこうして残っていると思うとすごいです」と、存分に美術館を満喫した。

ボルゲーゼ美術館で絵画を鑑賞するあいみょん
次に向かったのは、135段の大階段が特徴のスペイン広場。かの有名な映画の名シーンにも登場する広場であり、当日も多くの観光客で賑わっていた。そんな大階段の麓で、ついにドラえもんが合流。「お待たせ、ドラえもん!」と、あいみょんはドラえもんに満面の笑みでハイタッチ。実は今作に登場するアートリア公国の活気ある街並みの雰囲気は、スペイン広場も参考のひとつとして描かれた。「観光客の皆さんは、なぜここにドラえもんが!?と、思われているかもしれないですが(笑)、ドラちゃんと一緒に来られて嬉しいです!」とコメント。

スペイン広場でポーズをとるドラえもんとあいみょん
スペイン広場で記念撮影を終えたふたりは、次の名所・真実の口へ。アートリア公国に伝わる世界滅亡の伝説があるように、ここでは“嘘つきが口に手を入れると抜けなくなったり、手を嚙まれたりする”という有名な伝説があり、連日、多くの観光客で行列ができている人気スポットです。「以前、用事で少し苦手な飛行機に乗らなければいけなかったとき、お腹が痛いと嘘ついたことがあります(笑)」と、かわいらしい嘘をカミングアウトしつつ、ドラえもんに見守られながら恐る恐る口に入れるあいみょん。「怖い!」と怯えていたが、無事に手が抜けると「大丈夫でした! セ~フ!」と安堵の笑顔を見せた。

真実の口に手を入れるあいみょん
「本場のティラミスを食べに行く」というドラえもんとは一旦別れ、旅の目標に掲げた“コイン投げ”を達成すべく、トレヴィの泉に向かったあいみょん。1762年に完成した、ローマにある最も大きな噴水の周りには、大勢の人が集まっていた。「いままで回った名所の中で、1番人であふれかえっています!」と大興奮。アートリア公国の泉や街の噴水など、今作の随所に登場する水のシーンを思い浮かべながら、「思っていたより水は透き通っていてきれいですね。泉に落ちたコインが透けて見えます。はやく投げたい!」とコメント。

トレヴィの泉
コイン投げには、“肩越しに右手でコインを投げ入れると願いが叶う”というジンクスがあり、投げるコインの枚数で叶う願いが異なるそうで、それを聞いたあいみょんは、“大切な人とずっと一緒にいられる”と言われる2枚のコイン投げに挑戦することに。

トレヴィの泉でコイン投げに挑戦
次に向かった先は、円形闘技場・コロッセオ。「DORAEMON!」と子どもたちに声をかけられるドラえもんのところにあいみょんが到着すると、ふたりの目の前には大迫力のコロッセオが。 「すごいね、ドラえもん!」と、手を大きく広げてジェスチャーをするあいみょん。コロッセオはいわゆる“見世物”が開催されていたエンターテインメントの場所であり、最も観客を興奮させたのが“剣闘士同士の戦い”。今作の見どころといえば、ドラえもんたちの手に汗握るバトルシーンだが、あいみょん的・今作のバトルシーンでの見どころは、ズバリ「しずかちゃん」だそう。「ドラえもんやのび太くんはもちろん、個人的にはしずかちゃんが大活躍するので注目してほしいです。(ドラえもんの方を見て)しずかちゃん、すごかったよね!」。
二人旅の最終地点は、ローマの中心にあるサンタンジェロ城。

サンタンジェロ城(橋)
サンタンジェロ城付近に到着したあいみょん。「いるかなぁ、広いので迷子になっている可能性はありますね」と、少し心配しながら橋を渡り始めると、「いる! ドラえも~ん!」と観光客の中でひときわ目立つドラえもんを発見。橋の中腹で無事合流し、サンタンジェロ城が正面に見える絶好の撮影ポイントで記念撮影を行った。

サンタンジェロ城に通じる橋の中腹で記念撮影
これにて、ドラえもんとの二人旅は終了!と思いきや、まだまだローマを満喫したいあいみょんは、最後にローマ最古の神殿・パンテオンへ。大きな柱を組み合わせて構成された建築は圧巻の一言。「ローマ最古なのに、きれいに残っていてすごいですね。かっこいい」。

パンテオンより
丸一日、ドラえもんと一緒にローマを散策したあいみょん。感想を聞かれると「暖色系の家が並ぶ街の風景はまさにアートリア公国! 次回は隅々までしっかり映画が観たいと思いました」と、ローマの街に触発されていた。「このような機会はなかなかないので、ドラえもんと一緒に来られるなんて驚きですし、自分へのご褒美になりました。グラッチェ(ありがとう)!! イタリアで改めてドラえもんの偉大さを知ることができましたし、映画ではイタリアの風景や空気感、そしてドラえもんとのび太の大冒険に注目してほしいです。そして、主題歌と挿入歌もよろしくお願いします」と、深い感謝とまだ映画を観ていない方々に向けた熱いメッセージで締めくくった。
あいみょんイタリアキャンペーン
<作品情報>
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
公開中
公式サイト:
https://doraeiga.com/2025/
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025