【熊本競輪・FⅠ】肉離れが治って久々に予選クリアした村田祐樹「伸びしろがありそう」


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 初日S級予選の6Rは、打鐘を目掛けて叩いた村田祐樹(26)=富山・121期=が、そのままマイペースで先行。追走した岡本総の好援護もあって2着に残った。
「踏み出しが軽くなくてきつかったし、ゴールも遠かった」と苦笑いしたが、久々の予選クリアにすっきりした表情を見せた。

 まさかのアクシデントに見舞われた。「全く駄目、駄目でした」と話す3場所前の小倉は最終日こそ逃げ切ったが、初日、2日目と連続7着で散々だった。その悔しさを練習にぶつけてみると、左足が肉離れを起こした。「疲れがたまっていたみたい。医者からは、クセになるといけないと言われたので1カ月間、じっとしていました」

 GⅡウィナーズカップから戦線復帰して3場所目の今回、ようやく状態アップの兆しが見えてきた。「脚の痛みは気にならないし、あとはガツンと踏めるか」と次走への課題を口にすると、「内外線間をうまく走って、メリハリがつけられれば伸びしろがありそう」とさらなる良化の予感に、心をときめかせていた。▼12Rは吉田拓矢を相手に真っ向勝負。うまく駆ければ、マークする柴崎淳の連浮上が期待できる。3=1-5。

 ▼3R(田川翔琉)フリーで気楽に走れる単騎戦は「嫌いじゃない」。苦手な暑さを克服して、地元の決勝ステージに勝ち上がる。
1-235-2357。

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【熊本競輪・FⅠ】肉離れが治って久々に予選クリアした村田祐樹「伸びしろがありそう」

逃げ粘って2着で久しぶりの予選クリアを決めた村田祐樹
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