山本康旗(24)大分 大学野球をコーチしながら
 山本康旗(やまもと・こうき)は大分・津久見市の出身。小2から野球を始めめ、夏の甲子園で優勝したこともある名門・津久見高でも投手や一塁手として活躍した。


 九州共立大でも野球部だったが、3年生からはコーチ兼任。4年のときの全日本大学野球選手権では、コーチとしてチームをベスト16に導いた。

 競輪ファンの父の影響で、「いつか競輪選手になりたいと思っていました」。大学2年のとき別府競輪場へ脚を運び、後の師匠・安東英博(大分・87期)を紹介してもらった。「競輪選手と実際に会って、その人間性に魅力を感じました」と本格的に目指すことを決めた。大学在学中、野球部でコーチを務めながら自転車の練習を続け、2回受験した。

 合格は3回目、大学卒業後。養成所に入ると「学びばかり。1000メートルの独走は1分7秒台が目標でしたが、6秒台が出せました」と成長できた。第2回、第3回記録会はいずれもA評価。その能力は魅力たっぷりだ。

 目標は「小松崎大地さん(福島・99期)。
自分も、40歳過ぎてもS級トップの自力型としてやっていきたい」。長く太く走れる選手を目指す。

 ①2000年7月8日、24歳②大分県津久見市③津久見高―九州共立大④別府⑤安東英博・87期⑥39位⑦11秒06、22秒91、1分06秒74⑧174.8、81.6、O


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山本康旗







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