
高校では、現在S級1班で活躍中の後藤大輝(福岡・121期)と同じ学年。「インターハイでは4キロチームパーシュートで一緒に走って2位。今は目標としている選手です」と名指しした。
鶴は法大に進学したためプロでは後藤に遅れを取った形になるが、「自分の近い目標としているのが久留米記念の決勝に乗ること。そこでまた後藤君と一緒に走れたらいいですね」と声を弾ませた。
大学を出たら企業に就職しようと思っていたが、「やはり好きなこと、得意なことをやりたい」と決心。養成所では「時間を有効に使えた。劣っていた持久力を伸ばすことができた」と有意義な一年を過ごした。
「ラインの先頭で戦える選手、先行で勝てる選手になりたい」。後藤は4月、S級初Vを飾るなど充実一途。鶴も続いて、ともに九州を盛り上げる存在になってみせる。
①2000年5月4日、24歳②福岡県広川町③祐誠高―法政大④久留米⑤阿部兼士・93期⑥42位⑦11秒21、22秒98、1分07秒83⑧176、75.2、O
鶴淳志
●
九州の男子は10人がデビュー/127期九州勢新人紹介
1
尾野 翔一(25)福岡 在所1位のパワーを披露
2
野津 宏介(28)福岡 自転車通勤きっかけに転身
3
鶴 淳志(24)福岡 後藤大輝とタッグ再結成へ
4
山口留稀哉(22)長崎 幻の甲子園経て兄姉を追う
5
吉田 航(25)大分 野球を断念して計6回受験
6
山本 康旗(24)大分 大学野球をコーチしながら
7
生野 優翔(23)大分 ロードのプロから方針転換
8
佐藤 魁皇(22)熊本 サイクリング高じてプロに
9
下山 聖斗(23)鹿児島 兄の自転車にこっそり乗車
10
新垣 慶晃(24)沖縄 走るのが嫌で自転車好きに
●
九州ガールズは4人デビュー/128期九州勢新人紹介
1
北津留千羽(19)福岡 父同様に応援される選手に
2
岩元 杏奈(24)宮崎 就職後に決意固め卒記女王
3
成海 綾香(24)沖縄 鹿児島で培った脚力で勝負
4
池原 杏(20)沖縄 ダッシュ力でレース動かす