
2走目にまくりで白星を挙げ、初戦の大敗を取り返した井上未都
素早く立て直した。初日8R、井上未都(22)=福岡・131期=が枠なり3コースからまくり一撃を決めて白星。
「直前まで(今井)美亜さんにペラ調整を教えてもらっていて、まだ叩き切れてはいない。気になるところはたくさんある。回って押していないし、進んでいる感じもない。掛かりも甘かった」。機力の裏付けはない状態だが、「またペラ調整をやっていく」と手を緩めずに上積みを図る。
前期(昨年11月~4月)勝率は4.50と初めて4点台に乗せた。前期を振り返り「スローのSが課題だと思うし、道中のレースも下手でした。でも125走して勉強できる機会も多かったし、失敗もたくさんしてきたので、この経験を生かせたら」と今後に向けて多くの収穫を得た。
直近の目標は「A級に上がること。上の舞台でいろいろな経験をしたいし、そこに立つためにはA級にならないといけない」。今期最初のシリーズで好発進を決め、目標への歩みを着実に進める。