
「見極めて、一発どこかで仕掛けようと思っていた。バックではしっかり踏み直していけた。久々にいい感覚で行けた。何よりGⅠの二次予選で、中四国ラインで決められた」と満足げだ。
4月、SSの初戦となった高知記念の初日特選で落車。「落車の違和感は減ってきている。もっと良くなりそう」と言うが、それはまだ影響が少なからず残っているということ。師匠の小倉竜二がけがをしても平気な顔をして走り続けるように、犬伏も言い訳にすることはない。
昨年のダービーは二次予選敗退した。だがSSとなった今年、決勝進出がノルマだと考えている。「競輪選手はけががつきもの。
中四国で確定板を独占し、笑顔で報道陣の質問に答える犬伏湧也