地元期待の津田裕絵
下関ボートでは7日、ヴィーナスシリーズ(VS)第4戦「Hayashikane杯」の6日間シリーズが開幕する。とこなめGⅡレディースオールスターの裏開催ということで、A1級は不在の大混戦シリーズだが、津田裕絵に地元初Vのチャンス到来といえそうだ。
昨年は1月多摩川VS(4着)、4月若松ダブル優勝戦(5着)、5月住之江ダブル優勝戦(4着)、6月鳴門男女混合戦(3着)と4度の優出に成功した。今年はまだ優出はないが、当地では2023年に3月VS(3着)、6月GⅢオールレディース(AL、4着)と2度の優出を果たし、通算でも8回の優出歴があり、水面相性も良好といえる。まだ地元でない待望の美酒へ、気合充実での参戦となる。
もう一人の地元・片岡恵里は12年5月のダブル優勝戦で当地Vを達成。当地での優出は19年5月のALまでさかのぼるが、地の利を生かしてV争いに加わってくるはずだ。
外来勢では今井裕梨が強力だ。昨年は2月多摩川ダブル優勝戦で優勝、5月鳴門VSでもVを挙げた。今年に入っても勢いは継続。1月びわこALで優出(6着)を果たすと、2月の江戸川VSでは通算5度目の優勝を飾った。当地は21年9月以来、久しぶり参戦となるが、近況の好調さを生かして通算6度目のVを狙う。
その他にも安定感が光る廣中智紗衣、平田さやかの東京支部コンビに、原田佑実、滝川真由子、蜂須瑞生らも争覇圏。前節の鳴門VSで念願の初Vを挙げた小池礼乃も侮れない存在だ。
