
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
今節は3大特選のどんたく特選とあって、当然ながら良機シリーズ。低調機シリーズだった前節とは打って変わって、Aランク以上の良機が全て登場しています。

例年8節目だとまだエンジン相場は流動的なことが多いのですが、今回のエンジンは初下ろしから差が激しく既にS(エース級)、A+(準エース級)ランクが存在。今回から45、63号機をSランクに昇格させましたが、68号機も遜色はなくこの3つが〝3強〟と考えていいでしょう。
ただ、近年の当地は元から素性がいいナチュラル型よりも、中間整備で大化けしたエンジンの方が幅を利かせているのが現状。特にギアケース交換で化けたエンジンは動きが強烈で、低調機シリーズだった前節の西スポ杯でもギアケース交換が施された47、53、55号機が強烈な動きを見せましたが、今回は不在です。
となれば、GⅠ72周年時の相場がそのまま反映されるのは確実で、周年時に活躍したエンジンのアドバンテージはかなりのもの。前述した〝3強〟に、A+評価の49号機や、周年でトップ級の動きを見せていた40、64号機のAランク群も要注目です。