
優出を決めてピースマークを見せる池田紫乃
池田紫乃(49)=長崎・79期=が紅一点で優勝戦に臨む。準優10Rはスロー4コースから握って、2着で勝ち上がり。
今節は2日目まで4戦3勝の固め打ちで一時は予選トップ。3日目以降に大きな着が続いて11位での予選通過となったが、「最近はいつもこんな感じです。最初だけいいんです」と意に介さず。気落ちすることなく、きっちりベスト6に駒を進めた。
「エンジンさまさま。前検から伸びが良かったけれど、合えば全体的にバランスが取れていい。準優の足も良かった」と今節駆る23号機に感謝しきり。続けて、「前検で上之(晃弘)君と(山口)裕二君の2人が『いい』と言ってくるから、『出しておかないと』と頑張りました。2人のおかげです(笑)」と長崎の後輩2人にも礼を述べた。
優勝戦は5号艇で登場。19年の戸田以来、そして地元での初優勝に王手をかけた。