
機力不足に苦しみながらもベスト6入りした上野真之介
何とか踏みとどまった。準優11Rに1号艇で登場した上野真之介(37)=佐賀・102期=だったが、4号艇の常住蓮のまくりに屈した。
それでも「よく優出できたなと思いますよ」と機力には不満いっぱい。「これは厳しいです」と本音を吐露するほどだ。
そんな上野が前期(昨年11月~4月)にたたき出した勝率は7.83で全体の4位。その勢いは今節も健在で、5日目の転覆以外はすべてオール3連対にまとめる堅実ぶりはさすがだ。
優勝戦は4号艇。ボートレース界屈指のヒットメーカーが、このまま終わるわけにはいかない。1号艇に座るのは弟子の末永和也。機力の不足は腕でカバーして、師匠・上野もV争いへ割って入る。